2012年3月30日金曜日

長徳寺のオカメ桜

左京区出町柳の長徳寺の門前にある早咲きの「オカメ桜」が満開になっている。門前で行き交う人々は見事に咲き誇るオカメ桜の紅紫色の小さな花に足を止めいる。
長徳寺は浄土宗報恩山青空に美しいオカメ桜
びっしりと密集した、かわいらしい小さな花弁は、小輪で一つ一つ桜は下向きに咲いている。桜の花はピンク色も濃くボリュームがたっぶりあり見上げるとみんなこちらを向いている感じがする。青空の下、メジロの集団が蜜を吸いにやってくる。あわててシャッターを切ったがメジロは小刻みに動き回ってカメラの焦点がぶれて上手に撮れない・・・小さな蜂もたくさん蜜を吸いに飛んできていた。
門前にはカメラを構えた方が4,5人おりさかんにオカメ桜を撮影していた。
長徳寺の門前びっしりと密集した、かわいらしいオカメ桜門前近くにあった説明書によると、オカメ桜は、イギリスの桜研究家イングラムが1947年(昭和22)に寒波桜と豆桜を交配して作り出したという。
花の大きさはあでやかな紅紫色でソメイヨシノより小さく15㍉、下向きに咲いている。その桜の命名は日本の美女になぞらえて『オカメ桜』となった。バラ科の耐寒性落葉低木で開花時期は比較的早く、3月中旬から下旬という。
伽藍とオカメ桜メジロが数羽蜜を吸いに・・
出町柳といえば高野川沿いの枝垂れ柳、透けるような新芽の薄緑色が爽やかに感じる。まっすぐに垂れ下がった柳の枝、一雨ごとに新芽が伸びていく光景は近付いてみるよりも遠目で見た方がきれいに感じた。
枝垂れ柳は遠目で見た方がきれい高野川沿いの枝垂れ柳と河合橋
長徳寺の満開のオカメ桜を観て至福のときを過ごし、百万遍知恩寺へ徒歩で向かった。つづく・・・

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