2012年3月28日水曜日

洛南 東寺 観梅と河津サクラ

東寺は、正式な寺名は「教王護国寺」で、国宝の五重塔は有名で広く親しまれている。 講堂と紅梅
五重塔は、徳川家光の寄進によって竣工、災火をうけ、焼失も4回の受けた毎月21日に開かれる「弘法さん」の縁日が開かれて、ブログ友が観梅と河津桜が満開と聞いたので翌日午後行って見た。ブログには「逆光なので午後からの方がよいかも?」と記していたが生憎曇り空だった。 金堂の十二神将
金堂の薬師如来坐像と日光と月光いま東寺は春季3/20~5/25まで宝物館特別公開中である。梅を眺めながら五重塔をバックに写真撮影し、瓢箪池の周りを歩いていると河津桜が咲いていた。 白梅
紅梅五重塔は、しばしば災火をうけ、焼失も四回におよんでいる。現在の塔は1644年(寛永21)江戸時代・徳川家光の寄進によって竣工した。京都観光のイメージにもなっており日本一の55㍍の高さを誇り、現存する古塔のなかで最古の塔だ。立体曼荼羅
国宝、帝釈天と不動明王五重塔や金堂を背景に河津桜を入れてみるが絵になる。大きな枝垂れ桜は有名だが金堂の周りに桜があることは記憶にない・・・見事な満開であった。金堂
早咲きの河津サクラ金堂は796年(延暦15)創建、1486年(文明18)に焼失、現在の堂は豊臣秀頼が1603年(慶長8)に再興し竣工した。金堂の本尊・薬師如来坐像と日光と月光が両脇に鎮座している。また講堂は弘法大師が着工された。多くの仏さまたちに会いこころ静かに合掌した。 大日堂とさくら
桜の勢いに隠れる講堂大日堂の鐘楼の付近にも3本の河津桜があるがどちらも満開であった。この桜、いまは無き友S氏が教えてくれたものである。いつもならメジロが戯れているが、例年より河津桜の開花が遅くなっていて小鳥も見掛けない。南大門から一直線に並ぶ伽藍は荘厳で、その中の金堂や講堂は数々の国宝指定の仏像郡が安置されている。 鐘楼と桜
河津桜と椿毎月21日は境内で開かれる弘法さんの縁日には大勢の人は訪れる。なお撮影禁止になっており、仏さまの写真はパンフレットから作成した。(3/22撮影)
<東寺>
住   所:京都市南区九条1番地 電話:075-662-0173(拝観受付)
拝   観:境内/御影堂は自由
拝観料金:金堂/講堂・宝物館特別公開の拝観は500円・障害者250円
会   期:2012年3月20日(火)〜5月25日(金)
拝観時間:午前9時~午後5時30分(拝観受付は午後5時まで・会期中無休)
交   通:近鉄「東寺」駅下車徒歩5分、
      JR京都駅南口(八条口)徒歩15分
      市バス「東寺東門前」すぐ

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