2009年6月16日火曜日

菩提樹の花 真如堂

昨年11月紅葉の頃撮影
甘い香の真如堂の菩提樹が満開
観光で京都の妙心寺を訪れていた奈良の老夫婦にあった!
真如堂の菩提樹が満開だと言う!
さっそく、真如堂の菩提樹へ入ってみた。
この菩提樹の木は11月紅葉のとき、本堂の前にあるがさほど気にとめなった。
真如堂の東参道の階段坂道を上り詰めると裏側になる。
渡り廊下を越えればすぐ本堂になる。 6月半ば、葉脇から散房状の集散花を下向けに出し、淡黄色の香りよい花を咲かせる
そこへ老齢の和尚が現れ、私と立ち話になった!
その体で「坂道を来た・・・」と和尚「はい」
「顔色も良いし・・・」「この9月で病後12年になります」お国は「岩手・花巻」すると和尚は「娘婿が大船渡だ」という!
病気のことや様々なことを30分以上も話してくださったのだ。
国の宝とは、自分に与えられた仕事にベスト尽くすということだ
この方こそ真正極楽寺(真如堂)第五十四世貫主 竹内長敬大僧正だった!
1928(昭和3)年、千葉県生まれ、10歳で千葉の長福寿寺にて得度。1948(昭和23)京都大学入学、同時に真正極楽寺貫主竹内純孝師の弟子となった。2008(平成20)年2月には貫主に就任した。そのとき、妻が仕事で真如堂へ行ってた折、貫主直筆「照干一隅(いちぐうをてらす)」という色紙を大切にいま、保存してる。
心あらたかにして大本堂、阿弥陀如来に参詣した。
菩提樹の木が花を付けたのは観たこともない!
紅葉の最盛期ころの混雑の騒がしさもなく観光客もまばらな6月、淡黄色の香りよい花がまっている。
『菩提樹は仏教三聖木の1つで、この木の下でお釈迦様は悟りを開かれたとされています。「菩提」は「正しい悟りの智」を意味する「ボーディ」を音写したものです。
インドの菩提樹はクワ科ですが、真如堂の菩提樹はもとより、日本の寺院に植えられている菩提樹はシナノキ科で、両者は異なる種類です。
仏教が中国に伝わった時、インドの菩提樹は中国では育たなかったので、これに似た葉を持つ中国原産のこの木を「菩提樹」と呼ぶようにしたようです。日本へは、12世紀頃にもたらされました。
閑散とした菩提の木の下で説明を読むカップル
観光客もまばらな6月、淡黄色の香りよい花がまっている6月半ば、葉脇から散房状の集散花を下向けに出し、淡黄色の香りよい花を咲かせます。垣は短く、花をご覧になれた方は、きっとご縁があったのでしょう。
花後すぐに結実し、7~8ミリに生長して、秋には茶色く熟します。真如堂には、「実が2つ以上付いているものを財布に入れておくとお金が貯まる」などという
言い伝えがあります。数珠で一般に「菩提樹」と表示されているのは、この実ではありません。シューベルトの名曲「リンデンバウム」を「菩提樹」と訳したのは、音楽家の堀内敬三さんですが、リンデンバウムは日本の菩提樹と同じシナノキ科。
銀座・並木道の街路樹が有名です。シナノキ科・シナノキ属』:
真如堂説明文参照
紅葉とは違った感覚をなし、甘い香が漂う菩提樹の花をみた!

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