2009年6月4日木曜日

京都市洛西竹林公園

天然記念物のキンメイモウソウ(金明孟宗)
京都市洛西竹林公園入口
洛西ニュータウンにある世界でも珍しい竹専門の公園。
竹の産地、西京区大枝・大原野にあり、 竹に囲まれたニュータウンとしても知られている。モウソウチク(孟宗竹)
珍しい二股竹洛西竹林公園では全国各地から多くの竹類を収集して「生態園」に植栽し、貴重な資料などを「竹の資料館」に展示、 竹の良さ、素晴らしさ、不思議さなどを広く再確認していただくために建設されたものだ。資料館内部、休憩所には大きな野点傘が立てられていた
生態園からみた竹の資料館全貌竹は古くから日本人の生活・産業・分化・芸術などに深い関連を持っている。
普段はあまり気にもとめない竹だが、竹の品種ごとにさまざまな個性が感じられて興味深い。
約5,000㎡の生態園は和風庭園をイメージして造園され、園内には網の目のように遊歩道があって、竹林浴が楽しめる。また、東屋や見本園には芝地があり、ベンチが置かれてある。キッコウチク(亀甲竹)竹稈下方部の節間が亀の甲羅のように膨れるのが特徴
シャガ、4~5月頃1日花を次々に開くがほとんど結実しない。アヤメ科京都特産のキッコウチク(亀甲竹)や、また黄金色に輝く天然記念物のキンメイモウソウ(金明孟宗)をはじめ、 クロチク、キンメイチク、ホテイチク、シボチクなどが彩りを添えている。斜面にはオカメザサ、ヒメシノ、チゴザサ、クマザサ、カムロザサなど各地の竹や笹、約110種が植えられている。スホウチク(蘇枋竹)庭園の竹として観賞用
エジソンが発明した竹の電球!竹の資料館ではエジソンが約125年前に京都・八幡のマダケをフィラメントに使った電球の復元や竹製品の実物やパネル、京都の銘竹、東南アジアの珍しい竹などを展示している。休憩所には大きな野点傘が立てられていた。
テラスに立つと生態園を一望できて気分も最高でストレス解消には良い!また、「茶室」も併設され、竹素材をふんだんに使った「竹風軒」がある。お茶会などにも利用いただける。素晴らしい遊歩道、ひと味違う竹林浴
戦国の世を忍び静かに眠っている百々橋「百々橋(どどばし)」は、昭和38年に解体され室町小学校に保管されていたものをこの洛西竹林公園へ移築されたものである。もともと板橋だったが、後に石橋に改築されたもので、百々町と宝鏡院東町との境の寺之内通に架けられていた。
応仁の乱(1467-1477)のとき、 細川家(東軍)と山名家(西軍)が11年にわたって戦ったその発端となった橋。
京都でなくては見られない遺跡の一つだ!茶室「竹風軒」横にはメジロが暑くて水浴びしていた!
テラスは一望できて気分も良くストレス解消には最高だ!同園の一角には、地下鉄烏丸線の工事で発掘された石仏、石造物なども設置され、竹林を散策しながら貴重な歴史にも触れ楽しんでもらえる。竹の資料館入口
資料館より見た洛西の市街色とりどりの景観をかもし、その素晴らしさは森林浴とはひと味違う竹林浴・清涼感が味わえる。遊歩道をぐるりと散策すると、全国各地から集められた約110種類の竹類を観賞できた。京都市が整備した「洛西竹林公園」は昭和56年6月に開園された。日本を代表するキンメイモウソウと石を配した庭がこの竹林公園のシンボルのようだ!
●「こどもの広場」自然竹林のなかに緑の芝生広場がある。
●「竹の資料館」を入ったところに直営の売店コーナーもある。
 日常使う竹製品やお土産、またお茶やお花の道具が揃っている。
その他の写真
ところ:京都市西京区大枝北福西町2丁目300-3
交通:市バス 西3、特西3系統 「南福西町」より徒歩3分
開園時間:9:00~17:00(入園は16:00まで) 水曜日定休
入園料:無料(記帳あり)
駐車場:無料(北入口)
○茶室「竹風軒」
利用料金 午前 9:00~12:00 2,100円 午後 1:00~ 4:30 3,150円
     茶器類  1回   2,100円
     冷暖房費 夏期(7~9月)冬期(12~3月)午前420円・午後630円
   * 収容人数は20名程度(12.5畳)
   * 申込みは使用日の3ヶ月前からOK。
   * 詳細は、当公園事務所までお問い合わせ下さい。
お問い合わせTel. & Fax. 075-331-3821

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