2009年1月28日水曜日

京都市・市民防災センター

1階は受付コーナー
京都市市民防災センター
昔から“天災は忘れた頃にやってくる”と言うことばがある。
災害直後の緊張感や心構えを忘れることをいましめることばである。
ここ京都は過去の例を見ても地震・台風・火災など大きな災害もなく住みよいところだ。京都市市民防災センターは4階建て。
誰もが気兼ね無く立ち寄れる場所で入館料無料!
国道1号線十条上ル東側にあり北側が駐車スペースになっている。
1階は受付やオリエンテーションステージ。
強風体験する盲目の子どもたち地震体験室や強風や映像体験室があり、御蔵山断層コーナーなどがある。
2階は消火訓練室、避難口誘導灯や通路誘導灯など火災のときはチェックしなければならない。
実際に煙の中を通路誘導灯に従い避難体験をしてみた!
また通報訓練コーナーには様々な電話が設置してある。避難訓練を受ける人たち
避難口誘導灯には三種類ある
通報電話訓練コーナー住宅用火災警報器がズラリとならんでいた
くらしの安全コーナーでは住宅用火災警報器がズラリとならんでいた。特に住宅火災はここ数年増加傾向にある。火災の発生を早く知ることができれば、「消火」や「避難」のための時間が稼げる!
京都市では「火災予防条例」では避難経路となる「階段」、「台所」には設置をするよう決められている!
消防ヘリ(ひえい号)3階は消防ヘリコプター(レスキュー出動)が人気の的だ! ひえい号(ドーファンⅡN1)ヘリの操縦体験もできる。第1号機は昭和47年~平成4年きょうと号(アルウェット)昭和63年~平成17年旧ひえい号(ドーファン)平成4年~現役活動中あたご号(ドーファン)平成17年4月~現役活動中ひえい号(新型ドーファン)の2機のヘリが活躍中だ!
救急救命士による高度な応急処置、林野火災・地中の火も確認できる赤外線カメラ装置、最新設備を備えている。
3D・京都大地震と3Dサウンド・土砂災害の恐怖また、3次元コンヒュータグラヒィックス映像と振動装置よる3D・京都大地震。
8分間映像がありリアルにシミュレート。3Dサウンド・土砂災害の恐怖も4分間どちらも体験した!
いつ起こるかわからない地震に対する備えや迫り来る大型台風の接近など、災害の怖さがこの体験でヒシヒシと伝わってきた。 1階オリエンテーションステージ前
万一に備えて、あらかじめ準備をしておけば、事が起こっても少しも心配事がないのが市民防災センターの役割だ!
地域のひとり一人が知識と行動力を身につける事こそが“備えあれば憂えなし”だと感じた。
開館時間/午前9時~午後5時(防災体
       験等の受付は午後4時まで)
休館日/月曜日・第2火曜日
入館料/無料
交通機関/市バス「市民防災センター前」下車
       地下鉄「十条駅」下車、西へ徒歩18分
       近鉄「十条駅」下車、西へ徒歩8分