つづく・・・29日、長岡京光明寺の薬医門「紅葉のトンネル」の圧巻は京都一を誇る素晴らしさを胸に秘め裏参道の人々へと続き、帰りなくない心境になった。
大原野の善峯寺は小塩山の中腹で、もみじはやや遅い感じであったけれど、中々どうして紅葉と散りもみじが綺麗で色鮮やかだった。
善峯寺は、通称“松の寺”と呼ばれ徳川綱吉の生母“桂昌院ゆかりの寺”である。
平安中期、1029(長元2)年、恵心僧都の弟子・源算上人の開基と伝えられる。
本尊は十一面千手観音菩薩像で西国三十三所第20番札所でもあり、西山宮門跡の名刹である。
1036(長元7)年、後一条天皇より良峯寺の寺号を賜り、以来、歴朝の崇敬厚く、白河天皇によって諸堂が建立、後花園天皇が伽藍を改築し、往時には僧坊が50余に及んだが応仁の乱で焼亡した。
その後、江戸時代に桂昌院により再興され現在に至る天台宗の寺院である。
また通称・松の寺としても有名で天然記念物の樹齢600年「遊龍の松」があることでも知られている。
境内敷地は3万坪(10万㎡)で四季折々の花が咲いている。
回遊式庭園になっていて一周約40分で観られ、京都市内や大阪北部が眼下に一望出来る。
一月前も善峯寺の秋明菊が美しく咲いているのでバスで出かけたが今回、4年ぶりの紅葉狩りになり車で参拝するのは始めてでH氏に感謝したい・・・。(完)
<善峯寺の紅葉>
住所:京都市西京区大原野小塩町1372
電話:075-331-0020
拝観:境内自由
料金:500円 障害者300円
交通:阪急東向日町駅~阪急バス善峯寺行き、下車徒歩10分
注・善峯寺行きバスは毎時42分に運行している
駐車場:有料500円
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