花弁は平弁で54弁、長さは約10cmが理想とされ、菊色は「嵯峨の雪」という白と「右近橘」という黄色、朱色は「小倉錦」、桃色は「藤娘」と4色あった。
咲き初めは花弁を横向きに、最後は茶筅(ちゃせん)を逆さにしたように上を向くことなど、面白い性質もあると知った。
すらりと伸びた何百鉢もの風情ある嵯峨菊花展をゆっくり観賞しながら元嵯峨天皇の離宮だった大覚寺、王朝風の典雅な雰囲気の回廊を散策、嵯峨菊の気品を感じられた好い日であった。なお、11月9日~12月9日の間、特別公開として心経宝塔では四国八十八ヶ所霊場のお砂踏みを奉修している。後日ブログに更新する。
<嵯峨菊展 大覚寺>
住 所:京都市右京区嵯峨大沢町4(大覚寺境内)
拝観時間:9:00~16:30
拝観料金:大人500円 / 小中高生300円 ・障害者手帳提示無料
(大覚寺・祇王寺共通券)600円
交 通:市バス28,91,92系統終点「大覚寺」
京都バス61,71,80,81系統終点「大覚寺」下車すぐ前
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車徒歩約15分
駐車料金:乗用車500円
お問合せ:075-871-0071(代表)
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