2012年11月27日火曜日

濡髪大明神大祭(ぬれがみだいみょうじんたいさい)知恩院

25日、浄土宗総本山・知恩院境内で「濡髪大明神大祭」が午後2時から行われた。知恩院境内で「濡髪大明神大祭」が午後2時から行われた勢至堂(重要文化財)は堂内正面に掲げられている額「知恩教院」は後奈良天皇の宸翰
この大祭は始めてで、濡髪大明神の祠すら分らなく、‘知恵の道’の長い石段を上ると、「大師御廟」に着くことが分かった。道順は2.3人の方に教えてもらった!
鮮やかに紅葉したモミジ知恩院の名の起源する勢至堂(重要文化財)は堂内正面に掲げられている額「知恩教院」は後奈良天皇の宸翰であり、現存する最古の建造物で1530(享禄3)年に再建されたものである。
いよいよ火を入れる勢至堂の脇を通り抜け、お墓の奥へと歩みを進めていくと、ひときわ大きな「千姫(徳川秀忠公の長女)の墓」があり、その先に「濡髪(ぬれがみ)祠」と掲げられた鳥居が見える。
杉の葉がないので煙がない・・・祭司は休み無くお経を唱えた言い伝えによると江戸初期、知恩院の霊巌上人のもとに、濡れた姿で泣いている童子が現れた。古くからこの地に住む白狐で本堂が建って住む処がなくなった・・・。
願いことは恋か・・・哀れに思った上人は童子のためにねぐら作り、童子はお礼に知恩院を火災から守ると誓ったという。
大きな千姫の墓千姫の位牌上人は童子を濡髪童子と名づけ、毎年11月25日に催されるお祀りしたのが濡髪大明神だという。大祭では願いことが記された護摩木を焚いて所願成就を祈った。
帰路、円山公園にて撮影・・・3時半ころになり日陰のある紅葉濡髪大明神はその艶っぽい名前のためか花街の芸舞妓さんの信仰を集め、縁結びの明神さんとして参詣しているとか・・・・。
<濡髪大明神大祭 知恩院>
住所:京都市東山区林下町400 電話:075-531-2111
「濡れ髪大明神大祭」無料
時間:14:00~
交通:市バス「知恩院前」下車徒歩10分

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