2012年11月24日土曜日

紅葉の大原野神社

つづく・・・三番目は大原野神社で奈良春日大社から勧請を受けたもので、別名・京春日(きょうかすが)の由緒正しき神社である。
一の鳥居の紅葉大原野神社は奈良春日大社から勧請を受けた大原野の里一帯は“桜と紅葉”の隠れた名所になっていて、正法寺や勝持寺(花の寺)、十輪寺や金蔵寺など観光客やハイカー達を喜ばせている。
一の鳥居、二の鳥居、長い参道を進むと茶屋があるここ西山大原野の里は、依然公共機関の電車も無く、バスは1時間か2時間に1本足らずでマイカーか徒歩で社寺を回らなく不便であるが、その代わり絶好の穴場的存在になっている!
燈籠と真っ赤なモミジ三の鳥居は朱色今年の紅葉は寒暖の差が大きく11月22日で早い・・・神社には3年ぶりで、例年ならば12月前半に紅葉が真っ赤に色ついていた。
紅葉の中、七五三参りをする家族本殿前の狛鹿(こましか)と紅葉本殿前の狛鹿(こましか)は、“神鹿石像”で、左右に雄鹿、雌鹿の二頭が御護りしている。
社務所の上の紅葉一の鳥居から二の鳥居潜って長い参道を進むと、右手に鯉沢の池があり、その池の周辺に紅葉がある。
前方左手は手水舎、朱色の三の鳥居を潜って中に進んだ。 狛鹿のお守りする本殿前は奈良の春日大社を模した建築様式で由緒ある社である。
緑豊富な西山・洛西に南北を貫く京都縦貫自動車道が全線開通を目指し今、工事中、長閑な風景の大原野の里山に車社会の雑踏が・・・
26年完成すれば便利になるだろうが、環境問題が危ぶまれることだろう。美しい西山界隈、大切に保存したいものである。市内の各寺院が盛んにライトアップを開催しているが、樹木が傷を受けてからでは遅すぎるのではないかと思案した?
鯉沢の池洛西の紅葉を愛でて金蔵寺、花の寺・勝持寺、大原野神社を探索し、車を手放した今、重ねてHさんのご厚意に感謝を申し上げたい・・・。(完)
<紅葉の大原野神社>  
住所:京都市西京区大原野南春日町1152 電話:075(331)0014  
境内:無料  
交通:阪急京都線東向日駅・阪急バス「南春日町」下車徒歩10分      
       阪急京都線桂駅・市バス臨西2番「南春日町」下車徒歩10分      
       JR向日町駅・阪急バス「南春日町」下車徒歩10分  
駐車場:400円 障害者可      
             

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