2012年11月1日木曜日

東山 知恩院 友禅苑

1日、知恩院にある京都伝統産業の一つ“京友禅”の祖、「宮崎友禅斎像」を尋ねた。 浄土宗の開祖・法然上人の由緒ある寺院で、知恩院は正式名称、華頂山知恩教院大谷寺の総本山で江戸時代、徳川家康公が浄土宗を信仰、寺を菩提所と定めた。
紅葉と三門知恩院の庭園は友禅苑友禅染の創始者である宮崎友禅斎は、江戸中期ごろ知恩院の近くに居を構え「扇面絵師」として活躍していたという。 京都に就職して37年のあいだ伝統のある友禅職人として頑張ってきたが思わぬ病まいでリタイヤした。
「補陀落池(ふだらくいけ)」には聖観音像が安置、彫刻家・高村光雲作 この知恩院に宮崎友禅斎の人物の銅像もあると知っていたのは、中京区京都友禅訓練所に行っている折、先生が話したことを思い出し「1961年(昭和36)」半世紀も過ぎるが行ってみた。
筆を持ちいまにも書きだしそうな絵師の雰囲気であった鹿野苑(ろくやおん)の枯山水式庭園 庭園中央部に建つ友禅斎の銅像は、生誕300年を記念して作られ、筆を持ちいまにも書きだしそうな絵師の雰囲気であった。
その前方には鹿野苑(ろくやおん)の枯山水式庭園があった。 知恩院の友禅苑の苑内は紅葉が始まり、池泉式庭園の中央「補陀落池(ふだらくいけ)」には聖観音像が安置、彫刻家・高村光雲作という。 茶室「華麓庵」と「白寿庵」もある。
茶室「華麓庵」と「白寿庵」もある友禅苑からみた三門 美しい京友禅を作り上げた友禅斎ゆかりの繊細と華やかな庭園であり、東山三十六峰に連なる華頂山を背景に苑内は上下二段に分けられ庭園は作られていた。
<知恩院 友禅苑>
住  所:東山区林下町400 電話:075-531-2111
拝観時間:午前9時~午後4時30分
庭園拝観:300円・障害者無料
境  内:無料
交  通:地下鉄東西線「東山」下車徒歩8分      
            市バス「知恩院前」下車5分

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