つづく・・・22日、紅葉狩りは金蔵寺から大原野にある‘花の寺’として親しまれている天台宗・勝持寺に寄った。京の西山連峰の麓にあって、小塩山大原院勝持寺と称する古刹である。
勝持寺は古くから桜の名所であり「西行ゆかりの寺」として、花の寺として広く知られている。
西行法師が植えたと伝えられる西行桜をはじめ、境内には400本以上のサクラや紅葉が植えられ、春秋、桜と紅葉の観光客等は紅葉が見事に色つき圧巻した。
勝持寺は680(白鳳8)年に天武天皇の勅により創建となっている。応仁の乱の兵火により全てが焼失し、江戸時代には「桂昌院」の帰依を受け、現在の建物は再建されたものである。
神変大菩薩役の行者が創建したのが始まりで、791 (延暦10) 年に伝教大師が桓武天皇の勅を奉じて堂塔伽藍を再建、本尊の薬師瑠璃光如来を一刀三礼をもって刻まれたと伝えられている。
仁明天皇の勅願によって838 (承和5) 年、塔頭四十九院を建立されたが、応仁の乱の兵火に遭い、仁王門を除き全てを焼失している。
1140(保延6)年、鳥羽上皇に仕えていた佐藤兵衛四義清こと、西行法師が当寺で出家、桜を吟愛したことで寺が花の寺を呼ばれるようになったという。
境内に入ると、自生のモミジが見事に紅葉している。書院前を通り土塀越に観る紅葉の景色は圧巻である。本堂前の景色といい見事なまでの素晴らく紅葉は今を盛と呼んでいる。
不動堂にも上って紅葉を散策、鐘楼堂の釣鐘がアクセントになっている。
冴野の沼や魚藍観音をぐるりと一周した。参拝者が訪れ美しく紅葉したモミジを背景に記念撮影する光景が見られた。
この花の寺は、西行法師が植えたと伝えられる西行桜をはじめ、境内には400本以上のサクラが植えてあり、春はサクラの名所でもある。つづきは大原野神社の紅葉狩りに行った。
<勝持寺(花の寺)>
住 所:京都市西京区大原野南春日町1194 電話:075-331-0601
時 間:9:00~17:00
料 金:大人400円 ・障害者200円
交 通:市バス 「 南春日町 」下車徒歩15分
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