平安時代、すべての人々がお参りできるようにこの寺を建立したという。現在の本堂は江戸時代1679年(延宝6)の再建である。境内の至るところに奉納された「くくり猿吊り」が下がっている。単なる土産物ではなく、庚申尊の御分霊の入った『御守』でくくり猿は一つ一つ、真心をこめて手造りされている。体内には御本尊青面金剛の御札が納められ、魂が込められておるという。なお納庚申は12月25日でという。
「八坂の塔」は東山、花灯路のシンボルとも言われる。“法観禅寺”は建仁寺派の寺院で、通称「八坂の塔」と呼ばれ五重塔(重要文化財)は、高さ46mで九条通の東寺や奈良の興福寺に次ぐ三番目の高さをもち東山一帯のシンボルとされている。
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