2018年10月25日木曜日

上七軒 市ぎくちゃんのお店だし

24日、花街 上七軒の置屋・市さんでは14:15から「お店だし」があり、豪華な黒紋付きの着物姿で、市ぎくちゃんは女衆さんと、ご贔屓筋にご挨拶廻りをされた。
今日の主役、「市ぎく」ちゃんは女衆さんとお茶屋さんとご贔屓筋にご挨拶を廻りをした。
上七軒 市さんの市ぎくちゃんのお店だし。
正装の黒紋付と扇子を持ち、市ぎくちゃんは、お姉さんと中里に「お店だし」のご挨拶をした。
お店だしとは、少女が晴れて正式に舞妓さんになった儀式することで『舞妓さんデビュー』のことである。
市ぎくちゃんの晴々と姿。
初舞妓さんの「市ぎく」ちゃんは、女衆さんとお姉さんと共のご贔屓筋に回り「今後ともおたのもうします」と挨拶した。
舞妓になった「市ぎく」ちゃんは「どうぞよろしゅう、おたのもうします」と丁寧に頭を下げた。
晴れて舞妓になるというお墨付きができ、“だらりの帯とぽっくりの音”も軽やかに、市ぎくちゃんは女衆さんとご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶を交わした。
一年未満の舞妓さんは『下唇』にしか口紅をつけることができず、白粉も三日間は女将さんやお姉さんが付けてくれるという。
各置屋さんでは‘お仕込み’ さんと呼ばれ、次段階になるのが「お店だし」となり、20歳ごろ「芸姑」の‘衿替え’と呼ばれる儀式がある。
市ぎくちゃんは「芸妓」になる前の3~4年の修練期間経て一通りの舞や三味線、お囃子などを勉強し、芸妓さんになるための修業をするという。
市さんの市ぎくちゃんとお姉さん。
福岡久留米市からきているご親戚、そっと涙を拭いている姿が印象的だった!
上七軒の置屋・市さんさんの市ぎくちゃんのお店だしがあり、それを取り巻くカメラマンたちの一団で熱が上がり盛り上がった。(10/24撮影)

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