2018年5月7日月曜日

シャクヤク園 府立植物園

府立植物園では今、シャクヤク園が見ごろを迎えているので6日、観賞に行った。 女性の美しさを形容することばに「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」の諺がある。
その綺麗に咲いた見事なシャクヤクの花園をひと目観て訪れた人々は誰からともなく感歎の声を上げていた。
スラリとした八頭身美人の背丈の高い花茎が、天空に向けて伸びている姿は美人を例えていえる。左、氷点、右、春の粧 。
西施粉、華燭の典。シャクヤクとボタンは非常によく似ていて、ボタンが咲き終わるのを待つようにして美しく咲くという。
花の宝庫でバラ園やシャクヤク園など見ごろは満載である。バートゼラ、フレーム。
左、かげろう、右、花香殿、高さ約60cm位で、葉は複葉になり、大形の紅色や白色等々の様々なボタンに似た花を咲かせる。
左、セレブリディ、ジョーカー。
潮騒、桃園、根は薬用として用いられ、消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用など希少価値の高い薬用植物であった。
ベルセンター、ポーラフェイ、その独特の芳香は、花は切り花や鉢植えとして植えられてきた。
長春、コーラルサンセット。
佳人の夢、白妙、ボタンが樹木であるのに対して、シャクヤクは草に分類される。
コーラルシューブリム、レッドモナーく。
右、ムーライズ、シャクヤクは、冬は草のために枯れてしまい休眠するという。
中国東北部や朝鮮の原産で、平安時代に渡来し、根は薬用として用いられ、美しく咲く花は観賞用にも栽培され約3000以上の品種があるという。(5/6撮影)

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