2015年8月8日土曜日

京都御苑 トンボ池・夏一般公開

京都御苑内のトンボ池は環境庁の管轄で行なっており、春と夏の二回一般公開をしている。 今年は8/7から8/9に一般に公開され、今日行って来たが朝から気温が31℃、風も無く蒸し暑い日だった。
目が金色なのがモリアオカエルの特徴。
2,3年経ったモリアオカエルは力強い感があった。富小路休憩所の北側にあるトンボ池は、深さ50cm、約15m四方の小さな池で1996年(平成8)から定期的に公開している。
モリアオカエルは葉の影にジッといた。
人との生活環境に近いところで安定した生態系を持つ、多様な動植物の生息空間(ビオトープ)として人工池が造られ環境省京都御苑が整備している。
こちら2,3年経ったモリアオガエルだがまだ繁殖能力がない。まだオビレの取れないモリアオカエルもあったが、シッポが取れるまで食事をしないという!
今年生まれたモリアオカエル。
カエルと言えば水中の印象があるが、モリアオガエルは主に樹上で暮し、産卵の時だけ水面を登りソフトボール程の白く泡に包まれた卵を産み、ふ化したオタマジャクシ(幼生)は落下し、しばらくは水辺で生活し、やがて森の中の樹林で生活をするという。
このトンボ池にも生き物が生息し「モリアオガエル」の幼生がキショウブやハスの根もとで休んでいた。

赤トンボという名前のトンボは存在しなく「アキアカネ」か「ナツアカネ」、右はマユタテアカネという。
人口池のトンボ池には「モリアオガエル」の他の生物やモノサシトンボなどもいて楽しかった。
イトトンボのカップリンク、しかしピントが合わず苦戦、右はカツオゾウムシという。
ガガンボ。
セミの羽化、ハスの葉陰で乾かしていた!他にも目を凝らしてみると昆虫はたくさんあっておもしろく、多くの動植物や野鳥・昆虫・キノコなどが自然の状態で存在している。
ハスの葉陰でメジロが飛んでいたがすばっしこくやっとゲットできた!こちら熊蜂。
クマツヅラ科のクサギの花は暑い季節に咲き、近寄ってみると結構美しく、クロアゲハ蝶が蜜を吸いに来ていた。
あの、こぶしの実がさくさんなっていた。
小さな森の生態園、二匹のモリアオカエルはご覧いただけるだろうか!京都御苑のトンボ池は、広さ約2千㎡小さな森の生態園、夏休みで子ども達が家族連れの方と多く自然観察に来ていた。(8/5撮影)

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