2015年8月6日木曜日

金光寺のリュウゼンカツラ

下京にある金光寺(こんこうじ)は、100年に一度咲く花との別名を持つ「リュウゼツラン」が神秘の花を咲かせていた。
府立植物園によると花が咲くのに数十年ほどかかり、 メキシコ原産のリュウゼツランは、葉が竜の舌に似ていることから名付けられたという。
今年6月上旬から花茎が一気に伸びて7月27日に最初の花が咲いたという。
現在は高さ約5~6mで先端部分にかけて黄色い花を咲かせている。同寺の先代住職が約50~60年前に種を植えたという。
長い年月をかけて咲いた「リュウゼツラン」に訪れた人たちも黄色い神秘の花を珍しく眺めていた。なお花は約2~3週間楽しめ開門中の午前6:30~午後5:00まで何方でも観賞できる。
金光寺は時宗の寺院で山号は市中山、院号は最勝王院という。本尊は阿弥陀三尊(引接の阿弥陀如来)で承平年間(931 -938年)、踊念仏の祖とされる空也が、七条堀川小路北西角に建立したのに始まるとされる。
旧寺地は現在の西本願寺および興正寺の境内にあったが天正19年(1591年)、本願寺の寺地移転に伴って、豊臣秀吉によって現在の寺地へ移されたという。(8/5撮影)

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