2015年6月8日月曜日

郡上おどりin京都

中京区の市役所前広場で6日、午後から岐阜県郡上市に伝わる「郡上(ぐじょう)おどり」が15時~18時ごろまであった。
浴衣姿の老若男女がお囃子に合わせて一足早い盆踊りに参加、京都の初夏の風情を楽しんだ。
この夏、郡上市で行なわれる『郡上おどり』をPRするため、今年で8回目になる。
催しは「郡上おどりin京都」と題し、ゼスト御池や市役所前広場で物産展・郡上おどり(盆踊り)が毎年6月に行われている。
郡上おどりは、浴衣姿に下駄履きが標準的だが、強制ではなく、踊りへの参加は誰でも自由だ。
飛び入りや離脱も規制はなく、「見るおどり」ではなく「踊るおどり」とされていて、見物人よりも一緒に輪の中に入る踊り手の方が圧倒的に多いという。
やぐらの上では、太鼓や三味線・笛と唄や掛け声が景気をつけ、下駄の『ざっさ・ざっさ・・・』の音も響かせ、お揃いの浴衣姿で注目を集めた。
全部で10曲演奏するという、前半は「かわさき」「春駒」「三百」「ヤッチク」「げんげんばらばら」等など・・・。
ぶっ通しで踊り捲る様は、夏の風情に包まれて熱気がムンムン伝わってきた。
郡上おどりは「見るおどり」ではなく、輪の中に入って「踊るおどり」とされている。
見よう見まねで踊る幼児、幼児を抱きながら踊るママ、お揃いの浴衣姿で踊る人たち、微笑で輪の中に入り下駄の音も軽やかに響かせ踊っていた。
おどりの振り付けは簡単に覚えられ、初心者や観光客や子ども・外人でも見様見真似で踊ることができるという。
郡上おどりは、7月中旬~9月上旬までの三十三夜行なわれる。特に8月13~16日の4日間は徹夜で孟蘭盆会が行われる。
江戸時代、水の城下町・郡上八幡に伝わる盆踊りで、郡上藩主が奨励したという。
郡上おどりは通称(郡上八幡)で開催される伝統的な盆踊りで日本三大盆踊りで日本三大民謡の一つ「郡上節」に数えられ、重要無形文化財になっている。
浴衣姿の郡上おどりの参加者は保存会のお囃子合わせで踊りを楽しんだ。本場で見る「郡上おどり」は、徹夜で踊るもので壮観なことだろうと思った。(6/6撮影)

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