2015年6月28日日曜日

長岡京 柳谷観音 紫陽花まつり

長岡京市の柳谷(やなぎだに)観音・楊谷(ようこく)寺は、第15回「あじさいまつり」が6月27日~28日に催しされ賑わっている。幸い昨日(26日)の雨も上がりこの時期としては涼しい柳谷観音二年ぶりの参拝であった。
西山三山の一つとして数えられる楊谷寺は、通称「柳谷観音さん」と親しまれ、眼病平癒の霊験あらたかで参拝者が絶え間なく訪れている。
山門は四脚門(刺脚門)といい皇族専用の門で由緒高く、本尊の十一面千手千眼観世音菩薩には土足のままで拝むことができる。
古くから紫陽花の名所として知られ約30品種4500株が美しい花を咲かせ、この時季、同寺の境内は紫陽花が一面に咲き覆われている。
奥の院へ上るコースや、本堂から奥の院に至る参道は、右手に登り口があり、本堂真後ろの奥の院は200mほど高地の山中で吹く風も心地よかった。
梅雨の晴れ間のなか、参拝客は赤紫や青、白など色鮮やかに咲き誇るアジサイを眺めながら境内を散策した。
池でモリアオガエルが孵化し、たくさん泳いでいたが尾びれが長かった!
紫陽花は山の斜面に植えられ、“楊谷寺のあじさいのみち”となっている。
こちらは右はアジサイとアマカエル左は昆虫?
日本古来の和紫陽花が多く見所は自然な形で楽しめるところが特徴だという。
書院に上がり庭園観賞(お抹茶の接待もある・要有料)。
池では鯉が餌をねだってパフォーマンスをした!
両日(27/28日)は「あじさいまつり」と称して、花苗の無料プレゼントもし、阿弥陀堂ステージではイベントが開かれている。
柳谷観音楊谷寺は、光明寺の末寺で寺伝によると806(大同元)年、洛東清水寺の開祖である延鎮(えんちん)が霊夢のお告げに従いこの地を尋ねたときに楊の樹茂る谷間に「十一面千手千眼観世音」が出現したという。
なおJR長岡京駅前/阪急西山天王山駅東口2ヶ所からシャトルバスを用意し、毎月17日は縁日となり「本尊」のご開帳をしている。(6/27撮影)
<柳谷観音楊谷寺 あじさい祭>
住所:京都府長岡京市浄土谷2 
電話:075-956-0017
拝観:自由
交通:JR長岡京駅前/阪急西山天王山駅東口2ヶ所         
    シャトルバス「あじさい号」運行
時間:9:30~2:30まで 料金:250円(障害者150円)
駐車場:有料

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