2014年2月23日日曜日

視覚障害の啓発イベント「あい・らぶ・ふぇあ」

中京区ゼスト御池で、第39回視覚障害啓発イベント「あい・らぶ・ふぇあ」が2月22日(土)23日(日)に開催された。ことしは大丸(耐震工事)が使用出来ないため一と月遅れで「ゼスト御池」河原町広場・市役所広場・寺町広場で行った。
第39回視覚障害啓発イベント「あい・らぶ・ふぇあ」のまゆまろくん。
お琴の演奏。メインの河原町広場では活躍中の「まゆまろ」が待っていた、受付でスタンプラリーを済ましてお琴の演奏に聴き入った。
音のADシアターと音の鳴るゲームがあった。
桂東小の中野さんの入賞作品。そして市役所広場へと移ったが、視覚障害の啓発イベントとして小学生の絵画が展示されていた。
点字はお酒と書いていたが、もう少し具体的に・・・。
点字の体験学習。ボランティア(さえずりの会)の「音のADシアター」があり“目の見える方が見えない見えにくい人”の音の「体験」を行っている。また「点字」は読むときは裏側で体験もしたが難しかった!
靴下がバラバラにならいようにするクリップ。
リンスのメモリや一回分つづ出すしょう油差し。寺町広場では、手引き・手引かれのコーナーと白状や日常生活グッツがある。
来場者の方々は音声案内機能や電子機器を使ったり、目が見えないなかでの作業を体験するコーナーがあり、アイマスクを付けた人たちは、視野狭窄の特殊な眼鏡などで作業の難しさを体験していた。
人々はさまざな情報の約80%を視力から得ている。
白杖を持って一人で歩くことは不安、「目の不自由」な人に安心と安全を。人々はさまざな情報の約80%を視力から得ていて、もしその視力を失ったとしたら…何気ない日常の動作が不自由に感じる、歯磨きや食事、新聞・テレビなど例を挙げだしたらキリがない・・・。
「あいあい教室」の保護者の皆さんたちは体験談を披露した。
ブラインド喫茶でアイマスクを付けてコーヒーをご馳走になった。ブラインド喫茶もあり、ぼんやりと濁って見える眼鏡などで体験した。視覚障害児の4人の保護者のお話も14:00から写真パネルを通した「あいあい教室」もあった。視覚障害児を持つみなさんは、障害は「かわいそうな人」といったイメージが強かったがしかし、『不便だけれど、不幸ではない・・・』と言った。
出町柳ウクレレクラブの皆さん。
朗読ボランティアグループさえずり会。出町柳ウクレレクラブの皆さんで楽しいウクレレの演奏があり、続いて朗読ボランティアグループさえずり会が視覚障害者に役立つ暮らしの情報として、「さえずりジョッキー」が行われた。
岩手県陸前高田からの「ねがい桜」。
笑顔で長生き、ゼスト御池のお地蔵さん。白杖を持って一人で歩くことは不安で精神力が要る、特に混雑した場所や駅のホーム、交差点などでは危険度は高まる。有難うで始まるやさしい社会、気軽に「何かお手伝いしましょうか?」と声をかける、あなたの勇気が「目の不自由」な人の安心と安全につながる。
<社会福祉法人 京都ライトハウス>
住所:京都市北区紫野花ノ坊町11
電話:075-462-4400
交通:市バス「千本北大路」下車 千本通を南へ約50m西側    
        北行きのバスは「ライトハウス前」下車すぐ

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