2014年2月26日水曜日

店出し 祇園甲部1

北野天満宮で恒例の梅花祭が行わるので8:30頃行ったが待つ間、25日13:00頃から祇園甲部で「店だし」があるとの情報を耳にした!それも置屋、福嶋さんと「イ(にんべん)」さんから二人の「舞妓さんデビユー」であった。
今日の主役、「豆たろう」さん。
置屋、福嶋さんと「イ(にんべん)」さんから二人の「舞妓さんデビユー」であった。 境内の三光門前広場の梅花祭、会場ではほのかに香りが漂うなか上七軒(かみしちけん)の芸舞妓さんらが色艶やかな着物姿で茶をたてたが11:30ごろ、タクシーを使って「イ」さんに到着した。
だらりの帯の後ろ姿。
女将さんと記念撮影。祇園新橋通りの置屋「イ」さんで「店出し(舞妓としてお目見えすること)」というお披露目があった。
女将さんから紋付の裾を直してもらっていた。
真新しい「「豆たろう」の表札だった。店だしとは、花街で舞妓さんデビューのことで、幼い少女が目出度く正式に舞妓さんになった儀式をいう。店だしは華やかで、色紋付に身を固めた緊張の面持ちの新舞妓さんと羽織姿の男衆さん、それを取り巻くカメラマンたちと観光客の一団で嫌が上にも混雑になった。
白川巽橋を渡って・・・。
新橋通りでお茶屋さんに急ぐ・・・。今日の主役、「豆たろう」さんは置屋の前で少し緊張気味に「イ」の女将さんから紋付の裾を直してもらって記念写真を撮った。
花見小路、一力茶屋へあいさつ。
みの屋の前で、豆たろうさん。店出しは男衆さんとお茶屋さんなどに挨拶廻りをするが、男衆さんは「豆たろう」さんの背中に回りカチッカチッと「火打ち石」をすって無事を祈った。
いよいよ店だし・・・男衆さんは東に向ってお茶屋さんの房の屋に入り「豆たろうさんで~す・・・」と触れ回りながら入った、それに続き、豆たろうさんも「おかあさん・・おたのもうします」とただひたすら頭をさげた。
慣れてきたのか笑顔が素敵だった!白川巽橋を渡って一力茶屋へ花見小路は左右どちらもお茶屋さんやご贔屓さんなどがある。 暫くすると、置屋・福嶋さんの「紫乃」さんとバッタリ出くわした!
背の高い方が「豆たろうさん」で福嶋さんの「紫乃」さんはふっくらとした感じだった。
男衆さんは「豆たろう」さんの背中に回りカチッカチッと「火打ち石」をすって無事を祈った。 背の高い方が「豆たろうさん」で福嶋さんの「紫乃」さんはふっくらとした感じだった。(パート2でご紹介) 新舞妓さんの「豆たろうさん」は「芸妓」になる前の修練期間(5~6年)で、一通りの舞や三味線、お囃子などを勉強し芸妓さんになるための修業をするという。
学校で「芸妓」さんになる前の修練期間を行う。
3/25、二人の一生の思い出は消えない・・・。 置屋で住み込みで半年~1年程度修業し舞や作法、花街言葉などを習得、そして晴れて「店出し」をするときは、本人を物心両面で支えるお姉さんと決め、姉芸妓さんたちと三々九度の盃を交わす「お盃」の儀式が行われるという。
ぽっくりの足も軽やかに新橋通の近くに戻ってきた。
店出しの日は、襟足のおしろいは通常2本だが特別な時は3本足に塗り、1年未満の舞妓は、下唇にしか口紅をつけることができなく、お化粧も美しく「おぼこいな~(可愛らしい)」と感じた。つづき店だし2をお送りする。

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