2014年2月27日木曜日

店だし 祇園甲部2

祇園界隈は芸舞妓さんにとって華やかな「おとなの社交場?」であり現在、花見小路にはお茶屋さんが軒を連ねている。一方で置屋(おきや)さんは芸舞妓さんの所属するプロダクションの様なものである。
左、紫乃さんで、後ろ向きが豆たろうさん。
お茶屋、大恒さんに挨拶に行った紫乃さん。置屋「福嶋」さんから「店だし」舞妓さんがデビユーする佳き日を迎えことになったが、昨日と同様にお二方が挨拶回りの途中でバッタリと出くわした。きょうは置屋・福嶋さんの「紫乃(しの)」さんをご紹介しよう。
満面笑みを浮かべて男衆さんと共に姿を魅せ、各お茶屋さんやお店を一緒に回った。 紫乃さんは舞妓さんの雰囲気あった!!主役の紫乃さんは満面笑みを浮かべて男衆さんと共に姿を魅せ、各お茶屋さんやお店を一緒に回った。
一力茶屋で・・・。
真っ赤な襦袢と紅は下唇が印象的だった。紫乃さんは初々しく、好き嫌いはともかく「舞妓さん」としてはとてもよい感じがするとつよく思えた。
お茶屋、富美代さんはいま塗り替え中だった。 花見小路の割烹店にも挨拶。男衆さんが『店だしのご挨拶にまいりました』とお茶屋の中に入ってからいう、「福嶋」の紫乃さんが「おたのもうします」と挨拶、中から「おめでとうさんどす、おきばりやす」の声が聞えてきた。
修行一年目のとき上唇は口紅ぬらず、襟は可愛い赤い襟とする仕来たりがあるという。ぽっくり「おこぼ(赤い鼻緒)」は、歩くと鈴が付けられている。
襟足はお正月は三本にするが普段は二本、きょうは三本で特別な日である。
新橋通、房の屋さんの前で・・・。
豆たろうさんの「イ」さんに挨拶のあとで・・・。舞妓さんと芸妓さんの違いは、着物や帯も色鮮やかで、長く垂れた「だらりの帯」と「おこぼ」と呼ばれる高下駄が目印、地毛を結い花簪で華やかに飾る。
笑顔の素敵な紫乃さん、辰巳大明神で。
旅館白梅の梅と共に記念撮影。新門通の「イ」さんへも挨拶、白梅と辰巳大明神で記念撮影した。
白川巽橋で・・・。
舞妓さんになるには、八坂女紅場学園に通って舞を会得しお師匠さんに認められて、はじめて舞妓になる事の許される。 今日は華やかな店だし、 置屋「イ」(にんべん)さんの「豆たろう」さんと置屋「福嶋」さんの「紫乃」さんの滅多にない御両名のお披露目であった。

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