2012年6月18日月曜日

両祖大師誕生会 青葉祭り(智積院)

京都市東山区にあり真言宗・智積院は、真言宗の宗祖・弘法大師空海のご誕生を祝う行事が営まれた。
 山伏修験者による柴燈大護摩法要が執り行われる  本坊玄関の桔梗の寺紋の垂幕 6月15日青葉まつりは、弘法大師のご生誕は774年(宝亀5)6月15日、興教大師のご生誕は1095年(嘉保2)6月17日、両大師のご誕生をお祝いするため、正式には「両祖大師御生誕慶祝法要(りょうそだいしごせいたんけいしゅくほうよう)」が各地の寺院で法要が行われた。
幸福を祈願し、山伏修験者によるお払いを受けた老若男女、青葉まつりには参詣していた 「青葉まつり」は、御二人が生まれた6月は緑美しい季節であることから称された。
金堂前に整列する山伏修験者たち 15日は紫陽花祭りと重なり智積院は昼ごろでお練り行列も終わり、境内野外では大勢の参拝者が見守る中、山伏修験者による柴燈大護摩法要が執り行われる寸前で、幸福を祈願し大法炎に手を合わす姿もみられ、辺りはモクモクと煙に包まれた。
彩りもきれいな紫陽花の花 この青葉まつりは三年前参拝したが、金堂の周辺にこんなにも紫陽花の花があるとは知らなかった!講堂や大書院の名勝庭園をはじめ、長谷川等伯一門の障壁画、国宝の「楓図」「桜図」など収蔵庫も特別に無料公開になっている。
桔梗の花 五つの諸堂、大師堂(弘法大師)・密厳堂(興教大師)・金堂(大日如来)・講堂(阿弥陀如来)・明王殿(不動明王)のお堂巡りの御朱印集めはご縁がなかったが・・・
智積院の紫陽花 三年前もあったのだろうか思わせる紫陽花群 青葉まつりは、真言宗の宗祖・弘法大師と興教大師のご生誕を祝う行事である。
<青葉まつり>
両祖大師誕生会 智積院
場 所:智積院(東山区東大路七条下る東瓦町)
と き:6月15日午前9時30分~ 拝 観:当日に限り無料
交 通:京阪「七条」駅徒歩約10分     
       市バス「東山七条」下車

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