2010年7月28日水曜日

祇園祭 花傘巡行奉納in八坂神社

つづき・・・八坂神社の本殿前で10時半ごろより花傘巡行の還りを待った。祇園太鼓の奉納から始まった12時10分、少し遅れたが行列は無事還ってきた
ニュースなどでも、お茶の水分を取るように・・・この頃、熱中症になる人が多い。京都は盆地で蒸し暑さが特徴だが、この夏はとにかくジリジリと暑い、焼かれる感じがする!私は二列目の中央を動かず、人混みの混雑があってムンムンとし暑い・・・。八坂神社は久世六斉念仏
左、金獅子と銀獅子神職は八坂神社の祭神は「だれ?」と問いかけていたが、直ぐ様答えることも出来ない!北野天満宮なら解るのだけれど、「素戔嗚尊(スサノオノミコト) 」は学校でも教えてくれないのである。 宮川町の芸舞妓たち
“獅子と蛛”の久世六斉はハードなものだった!その昔、出雲に降り立ったスサノオは、ヤマタノオロチという怪物に八人の娘を食われている夫婦に出会い、櫛稲田姫命(クシナダヒメ)を妻として貰い受けることでヤマタノオロチの退治を請け負ったという。
ヤマタノオロチの生贄にされそうになっていたところを、スサノオにより姿を変えられて櫛になり髪に挿された。スサノオはこの櫛を頭に挿してヤマタノオロチと戦い見事退治した。その後、クシナダヒメはスサノオの妻となり、須賀の地に宮殿を建てた。と云う神話をして下さった。
祭神、素戔嗚尊の大蛇退治による石見神楽もことしは観覧できた!うちわ片手に涼しげに踊る
京情緒豊かに10人がコンチキ音頭を舞う予定では12時八坂神社に帰着。
そろそろ太鼓や子ども神輿の行列が来る頃、待つ事はなれている。 12時30分より、獅子舞・祇園太鼓・六斎・コンチキ音頭・雀をどり・さぎ舞・小町踊などが本殿前にて奉納された。編み笠を被り手に笹を持ち踊る
祇園甲部の7人の芸舞妓たち京都六花街のうち、おいらんで有名な島原は廃れ、北野にある上七軒を入れて五花街のうち祇園には四つの花街がある。
目当ての花街の芸姑衆による舞踊が奉納される。艶やかな衣装で踊る7人の芸舞妓たち
舌切雀の噺から初代井上八千代さんが取ったということしは、宮川町の芸舞妓が涼しげにうちわ片手に舞い踊る「コンチキ音頭」続いて祇園甲部からは、編み笠を被り手に笹を持ち踊る「雀をどり」を披露した。
来年は隔年で観られない・・・。演題は、様変わりして行くと云う通り、久世六斉の古典祇園囃子と“獅子と蛛”は格別であった。夏の暑い盛り、みんな真剣に奉納していた
1952(昭和27)年、鷺踊は復活したという子どもらが踊る、鷺踊は寛政年間、八坂神社より津和野藩に伝習されていたものを復興し復活したものであるとパンフに記していた。
万灯をどり等、多彩な行列と芸能奉納の後祭であった。
還幸祭はつづく・・・

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