2010年7月22日木曜日

東寺 蓮の華

ハスを見れば極楽浄土そのもの・・・
東寺のハスと五重塔世界遺産に指定されている洛南の東寺は、正式な寺名は教王護国寺で、国宝の五重塔は有名で京都観光のイメージにもなっており日本一の高さを誇っている。泥水の中から綺麗な花が咲く
紅の八重にハス東寺の東門を入ったところに堀を境に宝物経巻を収納した京都では珍しい校倉の建物がある。その堀池にハスの花が満開になっている。
東寺は、平安時代の創建時羅城門の東に建立されたので東寺と呼ばれている。羅城門は、朱雀大路を挟んで西側に西寺、東側に東寺があったというが現在は西寺ない。薄桃色のつぼみが大きく膨らんで・・・
けなげに凛と誇らしく咲いている東寺を真言宗の根本道場として空海が信仰を流布した。
金堂や講堂は数々の国宝指定の仏像郡が安置されている。南大門から一直線に並ぶ伽藍は荘厳である。
東寺にもハスの花が咲くと耳にし出かけてみた。大宮通りでバスを下車、東門をくぐり左手にハス池がある。
早朝、ハスの咲くころ来て観賞しようと思ったが、30度を超す日中の暑い最中だったがいった。
五重塔を背景に咲き誇るハスもなかなかのもんだと一人悦に入る!
紅の八重にハスや花びらの数が多い品種もあり、また違った美しさを観賞した。ハスの花はさながら極楽浄土、濁り水でも一際、美しい花を咲かせている。暑い夏の日、ハスは満開を迎えた
池の柳の傍に石のカエルが・・・おゃ、蛙がある!小野道風の“柳越しにカエル”努力をすれば成し遂げられることは有名・・・ハスの葉と花と
ハス池と柳が風になびく五重塔すでに散ったハスもあり蕾もあり、しばらくはまだ楽しめる。また掘池は無料区域で、これもまた嬉しいところだ!
毎月21日は境内で開かれる弘法さんの縁日には大勢の人は訪れる。
<東寺>
場  所:京都市南区九条1  電話:075-671-9612
拝  観:境内・ 御影堂は自由
拝観料金:金堂・講堂の拝観は500円・障害者無料
拝観時間:9:00~16:30
交  通:近鉄東寺駅下車徒歩5分、
     JR京都駅南口(八条口)徒歩15分
     市バス「東寺東門前」すぐ

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