2010年7月25日日曜日

御手洗祭-足つけ神事-(下鴨神社)

御手洗祭は老若男女、境内の御手洗池の湧き水に足を浸す
下鴨神社 御手洗祭 
23日、古代の禊ぎの風習に由来して左京区の下鴨神社の御手洗祭(足つけ神事)に参詣した。境内の御手洗池の湧き水に足を膝まで浸しながら献灯し、無病息災をお祈りした。湧き水なのでひんやりしていて、とても気持ち良い
御手洗の池には、御手洗祭の時のみ入ることが許される古くは土用の丑の日をはさむ旧暦6月15日から30日までの間“御手洗会”は行われていたという。
足つけ神事とは、下鴨神社の御手洗社(井上社)に祀ってある瀬織津媛命(せおりつひめのみこと)で、人々の罪、穢(けがれ)を祓いのけてくださるという。御手洗社の下の井戸から涌き出る清らかな水の流れに足を浸して禊ぎをした。浴衣を膝まで撒くりあげ灯明する子ども
土用の丑の日にこの神池に足をつけ灯明をお供えする昔から土用の丑の日にこの神池に足をつけ灯明をお供えし、御神水を戴くと諸病にかからず延命長寿の霊験あらたかと云い伝えられている。
また、神池から採れた黒い小石は「かん虫封じの神石」として昔から信仰されており、「みたらしお祓い守り」「御手洗除病のお札」は、この日に限り授与される。 パパと一緒に灯明をあげる
ママとご一緒だった、可愛いアメリちゃん入口手前で裸足になり、お供え料として200円を払うと灯明用のローソクをもらえる。出入り口が違うので履物袋が用意されていた。
受付の人が私を見て「川は深いのでもう少し、ズボンを上まで巻って・・・」とおっしゃてくれた。本当だった、膝上でも少し濡れ、小さい子どもたちを見て淵に寄ればよいと思った・・・。普段は下鴨神社にはこんなスロープは無く特設スロープ、ここから御手洗川に降りていく。
御手洗川の中央は大人の膝上あたりの深さで、みんなそろりそろりと水に入っていて、口々に“あぁ~気持ちが好い”!! 手に着替え持って参詣している
下鴨神社の御手洗社(井上社)に祀ってある手には、入り口で頂いた灯明用のローソクと履物袋、小さな子供の母親には濡れるので着替えが必要だ!
灯明を供えるところは正面と右手にあるが、ここで灯明に灯りをつけて、ローソク立てにお供えをして合掌する。この日は、風も無く赤々と灯明が燈っていた。
神社の神水が湧く御手洗の池には、御手洗祭の時のみ入ることが許される。 美しく冷たい池に足をつけ灯明をお供えし、その後御神水を頂だいた。うら若き女性たちも
御手洗祭は無病息災、延命長寿に霊験である普段、御手洗川の水は流れていなく、土用が近づくと滾々と湧き出るそうで水量が増え、京の七不思議の一つとされている。
御手洗川は湧き水なのでひんやりしていて、とても気持ち良く、小さな子ども連れやお年寄りなど年齢層関係なく、祭りの日にはたくさんの人が訪れていた。神池から採れた黒い小石は「かん虫封じの神石」
冷茶と申餅を300円でいただいた糺の森・納涼市もありそこでは、下鴨神社の名物として140年ぶりに復活した「申餅」も賞味した。御手洗祭(足つけ神事)は最近、観光客や参詣者も増えたことで今年は“土用の丑の日”を含め四日間、開催される。
御手洗祭は無病息災、延命長寿に霊験あらたかである。
<御手洗祭>
場   所:京都市左京区下鴨泉川町59 電話:075-781-0010
交   通:京阪「出町柳駅」から徒歩15
      市バス「下鴨神社前」すぐ
開催期間:2010年7月23日~26日
   時間:4日間5:30~22:30
  料金:灯明料(参加料)200円

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