2017年9月18日月曜日

伏見 勝念寺 萩振る舞い

丹波橋の浄土宗・勝念寺(しょうねんじ)は安養山 往生院と号し、1587(天正15)年に貞安上人によって開創された。
知恩院の末寺で時の信長公が深く帰依し、信長公より賜った手に握れるほどの珍しい小像の『閻魔法王自作霊像』が安置、“信長公ゆかりの寺” 通称「かましきさん」と呼ばれ地元に親しまれている。
境内一面に美しく咲きそろう萩を愛でてもらうため「萩振る舞い」として道行く人々に山門を開放しているので18日、行って来た。
狭い境内だが萩振る舞いと称し、ハギが多数種類が植えられ、赤や白、ピンクや斑入りもあり早咲きや遅咲きがあって、場所により日当たりが異なるため、一斉に咲き誇ることはなく楽しめる。
満開のハギの花やヒガンバナやシュウメイギクも咲いて、秋真っ盛りの様子であった。
当寺に植えられている宮城野萩、宮城野萩白、錦萩赤萩、錦萩白花、咲き分け萩、嵯峨錦萩、武蔵野萩、筑紫萩、五月雨萩、深山萩(ダルマ萩)、底紅萩の数々、それぞれ微妙に違っていた。

飛鳥野萩、牡丹萩、斑入り萩、琉球萩、江戸絞り萩、屋久島萩、蒔絵萩、蒔絵萩赤花、蝦夷萩、山萩、雲南萩と狭い庭には萩の花が咲いていた。

手を合わせるカエルさんとシュウメイギク。
満開のハギとシュウメイギク。
ヒガンバナ。
ハギの色とりどりな「花のトンネル」も潜り抜けられ、他では観賞したことない美しい花を観ることができた。
伏見丹波橋の勝念寺の行き方は、近鉄及び京阪電車で下車、西出口から100m丹波橋通り左折、200m南側にある。つづいて出町柳の常林寺へ(9/18撮影)
<勝念寺「萩振る舞い」>
住   所:京都市伏見区石屋町521番地
電   話:075-611-1606
境   内:無料
交   通:京阪・丹波橋駅から徒歩5分
駐 車 場:4台あり

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