2017年6月11日日曜日

一心寺・ジャカランダの花

9日、大阪JR環状線西九条駅から天王寺駅下車、一心寺に「ジャカランダ(ノウゼンカズラ科)」の木があるので行った。淡紫色の花が枝の先端にうっすらとヴェールをかけたように咲いていた。
気候の変化が激しい日本の屋外では成育が非常に難しく、大阪では珍しい、花博記念植物園など限られた場所にのみあるという。
ジャカランダは、南米原産の常緑樹で雨季にはじまり、日本では梅雨の6月頃に咲くという。
和名は「キリモドキ」で、ブラジルに移民した日系人が付けた名前という。
南米などでは淡い紫の上品な色の花が、樹の上部一面咲きだし、別名“青い桜”として日本の桜のように親しまれているという。
同寺のジャカランダは、三千佛堂から道路向かい側の塀沿いに三本ある。
境内の日想殿入り口付近に一本あって咲いていた。
一心寺は10年ごとの「お骨佛造立・開眼法要」で、たくさんの人たちが参詣していた。
ブラジルやアルゼンチンなど、比較的暖かい地域が原産であるため、日本ではまだまだ珍しい花である。
一心寺のジャカランダの花はヴェールに包まれたような幻想的な空間に息を飲んだ…聳えるのはあべのハルカス。
天王寺・一心寺で見た世界三大花木と云われているジャカランダの花という。(6/9撮影)

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