2016年4月6日水曜日

洛東 黒谷さんのソメイヨシノ

金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)は浄土宗大本山の一つで、左京区黒谷町にあり京都の人々から「くろ谷さん」と親しまれてる。 承安5(1175)年、比叡山を下りた法然上人が草庵を結んだ地で、山号は紫雲山、本尊は阿弥陀如来で知恩院と並ぶ浄土宗最初の寺院である。
上人は黒谷で休憩のとき、石から紫雲が立ち上り、金色の光が放されるのをみて「紫雲山光明寺」と号したという。
第8世運空は後光厳天皇に戒を授けて、金戒の二字を賜り、その後、金戒光明寺と呼ぶようになったという。
山門にはソメイヨシノの桜が満開になって人々を楽しませていた。

極楽橋とソメイヨシノ桜が彩どる三重塔。
山門2階には釈迦三尊像や十六羅漢像、天井画「蟠龍(ばんりゅう)図」があるという。
源氏の武将熊谷直実の「よろい掛け松」は、現在三代目の松はすくすくと育っている。
後小松天皇宸翰「浄土真宗最初門」の勅額があり、間口約15m、高さ約23mで、1400年前後の建立とさている。(4/5撮影)

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