2016年4月17日日曜日

平安神宮 例祭2016

左京区平安神宮の例祭は二日間行われ、翌日の神賑行事(16日)が正午から行なわれた。神宮大極殿前の特設舞台では、四花街の舞妓さんによる舞踊や神楽舞などが華やかに盛大に奉納された。
宮川町歌舞会の出し物は“鈴と扇”のお目出度い「姫三社」で幕を開けた。
舞妓さんたち5名の舞踊でとし純さん、小よしさん、君とよさん、ふく音さん、とし恵美さんで奉納した。
古式四條流包丁道家元の「包丁儀式」が行なわれた。
続き花柳社中さんで今様の舞踊がながれ優雅ときを過ごした。
祇園甲部歌舞会からは「花笠」と「祇園小唄」の二曲を君鶴、ます穂、幸苑さんの地方(じかた=舞踊の音楽を受けもつ人)さんの生演奏があった。
祗園甲部から佳つ雛さん、佳つ扇さん、茉莉佳さんの3名の舞妓さんによる舞踊が奉納された。
笛と太鼓と鳴り物を従え、笠井社中さんの御神楽で「里神楽」「剱の相舞」「速神楽」、中谷利香さんと横大路綾子さんが神楽を踊った。
先斗町歌舞会からは「京の四季」で舞妓さんのあや葉さんと市結さん2名が舞い奉納した。
その後、琴の邦楽や西村社中さんで「式部の舞」「五色の舞」「京雅の楽太鼓」「般若祓い舞」も奉納があった。
花街のラストを飾る祇園東歌舞会による舞妓さんの富多愛さん、富久春さん、駒子さん、雛佑さん、叶菜さんの5名であった。
舞妓さんは 「八重一重」と「祇園小唄」を奉納で舞った。

社務所に入り、三人の舞妓さんは会釈してわかれた。
神宮雅楽会の舞楽「北庭楽」は拝見出来ずに帰ったが充分満足した。
神宮例祭は、平安京創始の第50代桓武天皇と平安京最後の第121代孝明天皇を祀り、“日本文化のおや神様”、家内安全、厄除開運、心身健康などの神様として全国よりひろく崇敬を集めている。(4/16撮影)
<平安神宮・例祭>
住所:京都市左京区岡崎西天王町97   
電話: 075-761-0221
拝観:境内自由
交通:市バス「京都会館」、「美術館前」下車徒歩すぐ           
    地下鉄東西線「東山」駅 下車徒歩約10分

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