2016年1月24日日曜日

ツバキ園 府立植物園

21日、府立植物園にシモバシラとフキノトウ、それにフクジュソウやセツブンソウなどを観たくやって来た。そしてツバキ園は府立植物園の北東部一帯4,000㎡に、日本古来の品種を中心に約250品種600本が植えられている。
白色の雪中花。日本の風土が育んだ樹木の中で、ツバキの見ごろは長く、各地の公園や社寺などにもある。
菊月。
袖隠(そでかくし)。室町時代、茶の湯の興隆とともに茶花として愛好され全国各地で様々なツバキが作られるようになった。
燦々のいう品種。
菊冬至。品種も様々で江戸錦・肥後椿・土佐有楽・唐津・伊勢太白はその地方がわかる。
美しい京唐子(きょうからこ)と鹿児島。
月光(がっこう)。
絵姿。名前は統一されてはいなく、関西の「有楽」は関東では「太郎冠者」、京都で「日光(じっこう)」と言う。
桃色雪中花。
紅唐子だがピントが甘くなり申しございません!東京では「紅唐子」、さらに愛知の「紅卜伴」、別名で呼ばれている。
ツバキの種類は様々で「高嶺の花」や白い「玉兔(たまうさぎ)」というのもあった。
菅光。世界各国でツバキの変種が作られているというが‘侘助’はサザンカとの交雑で生まれた品種である。
この時季に訪れたら「神代椿(かみよツバキ)」や「緋乙女」なども観られてよかった。
冬枯れの景色の中、ツバキには牡丹や薔薇とは違った華やかさと気品があり春を告げる花として美しく咲いていた。(1/21撮影)

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