2016年1月10日日曜日

京都聖護院 寒中托鉢修行

8日、左京区・聖護院でほら貝を吹き「寒中托鉢修行」に出発する山伏たちに出会った。 昭和11年から始まる寒中托鉢修行は、山伏姿の僧侶たちはほら貝を吹いて家内安全と無病息災を祈って市内の家々を廻った。
聖護院の境内では大勢の僧侶や信徒らが参加して行われた。
開白(かいびゃく)式では、門主が「寒行は気を引き締めて新年をスタートするのにふさわしい精進してください」と激励した。

山伏たちは頭巾(ときん)を着け、鈴懸(すずかけ)の姿であった。
午後1時ごろ、山伏たちは12隊に分かれて聖護院を出立した。
一行はほら貝を吹き鳴らして歩いた。
民家や商店で般若心経を唱え、無病息災や商売繁盛などを祈った。
本山修験宗の総本山・聖護院の寒中托鉢修行が京都市内で始まった。
底冷えの身をすくめる日々が続く京都で一番寒い時期、聖護院の山伏たちは寒中托鉢の修行に廻られた。(1/8撮影)

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