2013年9月25日水曜日

おはら踊り 観音堂前

大原の里の三千院、境内の奥の院・金色不動堂で「聞名寺風の盆講中」により、おはら踊りの輪がひろがったその後、観音堂前の奉納に移った。
観音堂での奉納。
ビガンバナやシュウカイドウ、シュウメイギクの秋の花が咲き始めるころ、おわら踊りはお盆行事として富山県八尾町において9月1日から3日間開催された。
富山県の八尾衆と呼ばれる人たちが、念仏を中心とした集団生活の中で「風の盆」を江戸時代の元禄期より今に伝えてきたと言われている。
鳥追い笠を深くかぶった女性たちは、うす紫の揃いの着物姿でしなやかに踊り、また男性たちも同じ笠に黒の法被姿と落着いた装いで、おはら唄にあわせて参道の石段をゆっくり優雅に流していった。
参道の坂道を踊りながら進んだ。
石段を二列に分かれて踊りながら進む・・・。境内の参道には三味線や胡弓の哀愁を帯びた音色が独特の雰囲気を醸しだし観光客や参拝者を魅了していた。
 朱雀門前を通過する。おはら踊りは、お盆行事として毎年9月1日~3日まで催されている。
この祭は老若男女が昼夜を問わず八尾町内を踊り歩き、観光客も飛び入り参加するなど、富山の秋の風物詩として全国的に知られているが観るのは2回目になる!
富山県の八尾衆が、台風の風を鎮め、豊作を祈って踊ったのが始まりとされるため「風の盆」と呼ばれているという。
夕陽が落ち、今宵のお宿へ・・・。
三千院境内及び山門前の参道を「おはら踊り」を踊りながらゆったりと下山し今宵の宿へ向かった。
胡弓と三味線の方々もご苦労さん。八尾皆さんご苦労はんどした、また来年も「風の盆」踊り楽しみにしていまっせ!(23日/写真撮影)

0 件のコメント: