2012年10月24日水曜日

時代祭2012 その1

22日、京都の三大祭の一つ時代祭は正午、御所・建礼門前を長さ約2㌔の行列は出発した。 明治維新から延暦時代まで8つの時代を20の行列に分けて再現、花街の芸舞妓たちも参加し、絢爛豪華な行列が街を練り歩く時代祭の装束の魅力は千年の歴史絵巻が彩る伝統祭事である。
軽快に“ぴ~ひゃら”と笛や太鼓を奏でる維新勤王隊列秋晴れの平安遷都1100年目にあたり、明治維新で活気を失った京都の街を盛り立てるため、平安京を造営した桓武天皇を祭神として平安神宮が創建された。それを祝って開催したのが時代祭、今年は118年目である。
徳川城使上洛列の槍持、傘持、鋏箱(はさみばこ)持の掛声、動作将軍・徳川家茂に嫁いだ姫、僅か16歳、鮮やかな朱色の唐衣が特徴で「和宮」を表す菊華の紋が織り込まれている軽快に“ぴ~ひゃら”と笛や太鼓を奏でる維新勤王隊列を先頭に、丹波からは官軍派の山国隊、西郷吉之助、桂小五郎や坂本龍馬・中岡慎太郎や高杉晋作、吉田松陰など幕末の志士・明治維新時代が続いた。
中村内蔵助の妻お梶徳川城使上洛列では、江戸時代、槍持、傘持、鋏箱(はさみばこ)持の掛声、動作は当時を行列の有様を偲ばせる。 江戸時代婦人列は、孝明天皇の皇女・和宮は、皇族の許婚(いいなずけ)と別れて将軍・徳川家茂に嫁いだ姫、僅か16歳だった。鮮やかな朱色の唐衣が特徴で和宮を表す菊華の紋が織り込まれている。
出雲阿国吉野太夫池大雅の妻・玉欄太田垣蓮月太田垣蓮月、中村内蔵助の妻、お梶や池大雅の妻・玉欄、吉野太夫、出雲阿国など優美な十二単(ひとえ)や清らかな小袖姿を披露した。
牛車がギシギシと玉砂利を踏みしめながら行く武家風俗を代表する大名、安土桃山時代の武将は織田信長武家風俗を代表する大名、安土桃山時代の武将は織田信長や羽柴秀吉・柴田勝家など、室町幕府、足利将軍を中心とした当時の武士の軽武装姿を表現していた。
風流踊りは、江戸時代以降、盆踊りの原型にもなっている楠木正茂公が衣冠装束の甲冑(かっちゅう)姿で堂々と歩いた洛中風俗列では風流踊りは、江戸時代以降、盆踊りの原型にもなっているという。 楠公上洛列では楠木正茂、衣冠装束の甲冑(かっちゅう)姿で堂々と歩いた。
薪や炭を頭にのせた「大原女」桂女は鮎や桂飴を売る伝統的な里の風習を今に伝えている中世婦人列では薪や炭を頭にのせた「大原女」は室町末期の姿を再現しておる。「桂女」も 桂川の鮎や桂飴を売る伝統的な里の風習を今に伝えている。
藤原為家の室、「阿仏尼」淀君は浅井長政の長女で後の豊太閤の側室静御前鎌倉時代に続く・・・淀君は浅井長政の長女で後の豊太閤の側室、さらに静御前も義経の愛妾で白拍子であり、この時代の風俗を示していた。つづく・・

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