2008年11月8日土曜日

電動車いす講習会


京都府警察本部の協力で2回目の電動車いすの講習会が開催された。
第一回は10月31日であった。
第二回は11月7日、京都市身体障害者リハビリテーションセンター・地域リハビリテーションセンター協議会・主催に参加をした。
私の周囲にも松葉つえや車いす・電動車いすの利用の方も多くみられる。
右半身マヒした不自由な身体だが現状維持を持ちながらも残された足を大事にしなければならない!が、この先のことは分らない…
職員が私に云った!
車イスに乗らないことにしたらよいが…明日の事はわからない…
安全に電動車いすを利用していただくためにこの講習を習った!
そして、電動車いすにもたくさんの種類があった。
普通型(4,5km/H、6km/H)
手動兼用型(切替式、アシスト式)
【タクシーやバスなど、車イスに電動つけたもので多く見られる】
リクライニング式普通型
電動リクライニグ式普通型
電動リフト式普通型

ハンドル型=【一般に「シニアカー」「電動スクーター」
      京都市では舗装具給付制度では取り扱っていない介護保険利用可能
      価格は358,000円】
婦交さんや職員から注意事項をお聴きして、いよいよ電動車いすに試乗することになったのだが…そう容易くいかない!最初、電動スクーター、それから手動型を試乗するが初心者には注意することがたくさんあった。
坂道や乗車時、段差・傾斜している所、横断歩道、踏切など注意点はたくさんある。先ず、走行中にレバーを強く握ってしまうと電動車いすが停止して動かなくなるのだ!
とっさの時に強く握らないよう注意
乗車時の注意!
小学校低学年の身長(約120cm)になり、視線が低くなり視野も狭くなる。
駐車車両や障害物、交差点、塀際など見通しの悪い場所などは安全を考えゆっくりと進む。
スロープでは、重心が後ろにあるので、急な登坂では「前方に体を倒す」反対に下り坂では「後方に体を倒す」ことをしないと転倒するので気をつけた。
段差では、絶対斜めに進まない!
(真っ直ぐ進むこと)等々…

最近、各地で電動車いすの事故が目立って増えている。
コンビニや職場・レクリェーションなど、足の不自由な人も電動車いすによりお出掛けする機会が一層増えた。より安全な走行を心掛けたいものである!
この講習を受けて、初めて電動車いすに乗ったが、いろいろ考えさせられる事があった。
今ある身体を長く維持するよう心がけねばならない強く感じた。