2008年11月9日日曜日

京都ヒューマンフェスタ2008

会場の、みやこめっせ(京都市左京区岡崎)では11月8日(土)9日(日)の2日間世界人権宣言60周年kyoto2008と題してー人権のメッセージ 今日から(京)~明日へ(地球)ーが始まった。
小雨降る中、私はみやこめっせに到着したのは午前9時30分。
10時から幕を開けた!
京都地方法務局長や知事・市長三氏の挨拶。
無差別殺人事件やストーカー行為、セクシャル・ハラスメント、また全国3万人もの自殺者・いじめや差別等々『すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である』世界人権宣言60周年に当って京都アピール人権教育・啓発を推進している。
私のお目当ては11時10分から元巨人軍・大リガー投手だった桑田真澄さんのトークショーだ。
司会者と共に桑田さんは現れた。
トークショーだったけれど質問コーナーに変った!
500もある席が満杯、立見席も混雑していた!質問者には桑田さんから色紙のプレゼントが用意されていた!
『努力』の言葉とサインが色紙には書かれていた。

桑田さんは野球一筋に今日まで来たが、表の努力(野球技術…)と陰の努力(トイレ掃除とかあいさつとか…)、陰の努力によって目に見えない力が結果として現れたという!甲子園でも6本のホームランを打っているけれど、そのとき風が吹いてくれた!という。いくら強い当りでも野手の正面ではアウトはアウト、イレギュラーをしてヒットになった事もあった!

野球は2歳の頃から…漫画、「巨人の星」星一徹のようなスパルタ教育な親父!
小学生のころ「いじめ」によって野球をやめたという。
おちこぼれでどうしようもない、子どもだったという!
それが清原さんや清水哲さんというチームメイトが出来て物事見る目が変ったという!幾多の困難にもめげずに踏ん張り通す努力は、勿論、上を見て生きるが、それよりも下を見て歩くこと大切なことだといった。
清水哲さんも頚椎損傷ですが+思考で現在も活躍し生きている!その一方で桑田さんは-思考と謙遜。15年も支え、支えられ誰か人の助けを借りながら皆、生きているのだともいう。
桑田さんの息子「まさき」君は、いま大阪PL校生だ。
部活で野球部に…人を気にするな!人は人、自ずから能力も違う!それより、どれだけ努力をしたかだ。自信の積み重ねだという。わが子には言う!私はスパルタではないと…。

桑田さんは、4月1日生まれだという。K・Kコンビになれて幸せだったという!
この頃は暇なときは、ワインを少々、嗜むと言う!
イメージとしては「だるま」が好きだという。転んでも起き上がる、だるまさんが…

まだ、数年間はユニホームを着ない!
早稲田大学進学かと云われた時、プロ野球に入団。
遅ればせながら大学に挑戦だ!といって満場からの拍手喝采を送られた。
一時間あまりのトークショー、人と人とのつながりで学んだこと、有意義であった。