2008年11月4日火曜日

城南宮・曲水の宴

春3月、枝垂れ梅が香る日、方除の大社とし知られる伏見区の城南宮へ参詣した。秋11月、曲水の宴(・4月29日と11月3日/午後2時)を観た。
平安遷都の際、都の南に国の守護神として創建された。平安時代の頃より交通の要衝でもあり、風光明媚なこの地に「城南離宮や鳥羽離宮」として60万坪の広大な造営であった。現在は1万坪。
歌会や宴、船遊び競馬(くらべうま)など王朝文化の真っ盛り、城南離宮で身を清める慣わしが今も続いているのだ。
また、四季の庭を備えた源氏物語・花の庭は、光源氏の大邸宅「六条院」白川上皇は理想の姿を実現するべく洛南離宮の造営に取り組み、時折々の景色には言葉に尽くせない風情があった。
城南宮・平安の庭、鑓水のほとり、「曲水の宴」が琴の音色とともに厳かに始まった!
平安貴族の装束を身にまとい、公卿や女官に扮した7人が小川のそばに座り、和歌を詠んだ。歌題は源氏物語千年紀「紅葉の賀」だった。歌人は小川で「羽觴」(うしょう)と云う盃の交換風景を偲ばせる!(羽は鳥の羽根、觴は盃の意味)=羽觴は京都御所に伝わるもので、素朴で洗練された味わいもある。
源氏物語で光源氏らが舞ったとされる舞楽「青海波」も披露され一層興趣を添えた。
12:00から待つこと、二時間、曲水の宴も40分ほどで閉幕。
それにも増して一般観光客も大勢だ!

私の周りには東京や千葉県の人も観光に訪れていた…忙しさにかまけ、観る機会もないと言うのは口実だ!
お膝元に居りながら、恥ずかしい…
千年の都・京都、もっと歩こうと思った!
秋天に 紅葉のさざなみ 浮かばせて ひかりのごとき 千年の舞
緑農の 時折り射いる 変貌の 源氏の心 深紅になりぬ