池畔で舟遊覧に楽しんだ、和舟は20人乗りで池の一隅に浮かぶ二隻の和舟、平安時代に出来上がったとされる広沢池は貴族の舟遊び場、静かな水面(みなも)に舟をこぎ出した。
時を隔て優雅にゆったりと大宮人(宮中に仕える人)の貴族の心になったような心地になり水上に繰り広げられた王朝絵巻に思いを馳せてみた。
フジ棚で遊ぶ幼子たち。
教祖が美をこよなく愛したことから、自然豊かな美しい景色のある春夏秋冬、京都・平安郷は1950(昭和25)年ごろ聖地となった。
爽やかな新緑の季節、涼しい風を受けながら広々とした庭苑を散策するのもまた格別の感じである。
庭苑内では満開のカキツバタやフジが咲き乱れ、多くの春を彩るさまざまな草花たちが華やかに咲いている。
新緑の眩しい季節、広々とした約1万5千坪の平安郷の庭苑の中には、小川が流れていて、その両脇にカキツバタなどが植えられていた。
美しいカキツバタ。
平安郷の新緑は素晴らしく、一般公開は一日だけで、素晴らしい光景でカキツバタなど草花を楽んだ。
日時:5月5日(木・祝) 10:00開門~16:00閉門
平安郷 「広沢池・船遊覧」「抹茶・無料接待」
場所:京都市右京区嵯峨広沢池下町24-1
電話:075-872-3550
交通:地下鉄御池天神川駅から市バス「山越中町」下車徒歩7分
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