今日(12日)は快晴で、新緑も眼に染みるさわやかな初夏の風が吹いて、北区上賀茂にある大田神社にカキツバタを観賞に行った。
大田ノ沢のカキツバタは平安時代から紫一色の美しく可憐な花を沢一面に咲かせている。
平安時代の昔からこよなく愛されたカキツバタ、一株で三回花を咲かせ、この月の20日ごろまでが見ごろである。
大田ノ沢は、約25000株のカキツバタがあるといれているがその数は少なくなっている!
初夏の涼風をあびてカキツバタが心地よさそうに靡いていた。
平安時代の歌人、藤原俊成が「神山や 大田の沢のかきつばた ふかきたのみは いろにみゆらむ」詠んでいる。
境内の大田ノ沢には、野生のカキツバタの群落があり、1939年(昭和14)に国の天然記念物に指定されている。(5/12撮影)
0 件のコメント:
コメントを投稿