日蓮宗六条門流の本山で、広宣流布山本願満足寺といって、江戸時代には徳川家の祈願所でもあったという由緒ある寺院である。
創建当初は本願満足寺と寺名であったが、その後、焼失、再建を繰り返し、現在地に移転、本尊は十界大曼陀羅を祀っている。
山内には法泉院、守玄院、一乗院、實泉院の塔頭が四院あり、境内には本堂、方丈、鐘楼が立ち並んでいる。
境内の早咲きの大きなしだれ桜に始って、八重桜と牡丹が咲き乱れている。
境内のソメイヨシノが美くし咲き、さらに八重桜の関山や境内の各所でさまざまな色の牡丹が咲き誇っている。
寺町通の北側には妙見宮がお祀りされ、洛陽十二支妙見めぐり丑(北北東)、出町の妙見さんと呼ばれている。
本満寺は観光寺院ではなく、境内は桜と牡丹が美しく参拝に訪れる人々を癒してくれている。(4/23撮影)
0 件のコメント:
コメントを投稿