2014年4月26日土曜日

本満寺の八重桜と牡丹

上京区河原町通の「葵橋西詰」で市バスを降り、枡形商店街をぶらりと散策して本満寺へと入った。寺町通にある本満寺は一本の『しだれ桜』が素晴らしく綺麗な隠れた名所でもある。
一本の『しだれ桜』が葉桜になり、今牡丹が咲いている。
桜の下で、幼子を抱く慈悲観音大菩薩。日蓮宗六条門流の本山で、広宣流布山本願満足寺といって、江戸時代には徳川家の祈願所でもあったという由緒ある寺院である。
境内の八重桜は寒山!
見事に咲き誇った牡丹。創建当初は本願満足寺と寺名であったが、その後、焼失、再建を繰り返し、現在地に移転、本尊は十界大曼陀羅を祀っている。
芯がほのかにピンク色で美しい・・・。満開の牡丹の花。本圀寺から(応永17年)分立し、関白、近衛道嗣の子、日秀が近衛殿(現在の同志社新町校舎)の南側に建立した。
本堂前にある少し変わった牡丹の花。山内には法泉院、守玄院、一乗院、實泉院の塔頭が四院あり、境内には本堂、方丈、鐘楼が立ち並んでいる。

境内では八重桜が満開で、牡丹が綺麗に咲き始めている。


境内の早咲きの大きなしだれ桜に始って、八重桜と牡丹が咲き乱れている。
境内のソメイヨシノが美くし咲き、さらに八重桜の関山や境内の各所でさまざまな色の牡丹が咲き誇っている。
寺町通の北側には妙見宮がお祀りされ、洛陽十二支妙見めぐり丑(北北東)、出町の妙見さんと呼ばれている。
一面にピンク色の散花が路上に降っていた。
本満寺は観光寺院ではなく、境内は桜と牡丹が美しく参拝に訪れる人々を癒してくれている。(4/23撮影)

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