京都薬用植物園は民間が行なっているもので、栽培している希少な薬用植物の保護や保全の観点から特別見学会以外の一般公開はなく、初春・初夏・初秋の年三回「特別公開(事前予約制)」だけ実施させている。

会長の半像が眠る標高1629㍍、コブシと椿とミツバツツジと桜が咲いているところで休憩し坂を降りた。

その樹林の途中で可愛いカタクリの花の群生地?に出遭えた!
小さな花だが日光が射して来ると花は開き、夕方には閉じてしまう可愛い花である。

北の山地に自生する多年草で、日当たりの良い落葉樹の下に生る。多年草のカタクリの花はユリ科という、3~4月頃に10cmくらいの2本の葉を出して淡紫色の愛らしい花花が咲き乱れていた。

ユリ科のショウジョウバカマの花も咲いていたがフクジュソウの花はもう終わっていた。 湿地の自然に近い状態で生育しているザゼンソウの花やワサビの花も咲いていた。

ミツバツツジや椿、コブシ、サクラも咲くなか春の花の盛りであり、頂上から樹木園は降りて来るとマンサク科のヒュウガミズキ(イヨミズキ)やチョウセンレンギョウの黄色い花、トサミズキ、濃い桃色のヒカン桜は一際綺麗だった。


この京都薬用植物園は3回目の來園で某薬品メーカーが1933年(昭和8)に京都薬草園として開園。94,000 平方メートルの広大な山林に薬用植物が植えられている。


当園は薬用植物を中心に約2,400種の植物を保有・栽培しており、『生きた薬草の博物館』といわれておる。
<京都薬用植物園>
住所:京都市左京区一乗寺竹ノ内町11
電話:075-781-6111
見学:事前=予約必要(春・夏・秋3回)
交通:地下鉄烏丸線松ヶ崎駅 市バス北8番一乗寺清水町下車徒歩15分
叡山電車 修学院駅下車徒歩15分
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