山門は美しい六角しだれ柳があり、花山法皇の六角堂御幸により、花山院前内大臣が、この桜を見て‘御幸桜’と命名した。
六角堂ではお堂を囲むようにいけばなの作品とライトアップを併せ、春の宵を幻想的に演出している。
御幸桜は最初に白い花を咲かせ、次第にピンク色に色付いて行く、散り際が美しい枝垂れ桜である。
六角堂本堂の右横にライトアップをされたしだれ桜が満開であった。 池坊会館前には、大きな桜の生け花があり、となりの太子堂の池では白鳥が泳いでいて、ライトアップでいけばなと白鳥が幾重にも色を変えていた!
池は太子が沐浴されたと伝えられる跡もあり、池畔に小野妹子を始祖と伝える僧侶の住坊があったので「池坊」と呼ばれるようになったという。
まだ残っている御幸桜もあった!最初の咲き始めは白色で徐々に芯から桃色を帯びて散る間際は美しい色に変身するという。
六角堂の桜、吹く風までもやさしい桜色、春の宵を幻想的に演出している。 六角堂は「西国三十三所巡礼」の十八番目の札所で、「洛陽三十三所巡礼」の一番目の札所でもある。(4/12撮影)
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