滋賀県長浜、曳山まつりの子ども歌舞伎は、今から400年前の戦国下克上の時代、当時の長浜城主、豊臣秀吉公に男の子が生まれた事に伝わっている。

京都の祇園祭、高山市の高山祭と並んで日本三大山車祭の一つに数えられている。

絢爛豪華な曳山とお囃子が奏で余韻の残ったお旅所前通り、桜咲く長浜城へと向かった。 豊(ゆたか)公園の周囲には‘ソメイヨシノ’の桜が約800本もある。

琵琶湖畔に位置し、長浜城主だった豊太閤・豊臣秀吉公にちなんで「豊公園」と名づけられた。

秀吉公からお祝いの砂金を贈られた町民は山車を作り、長浜八幡宮の祭礼に曳き廻した。「動く美術館」とも呼ばれ、長刀山を除く4台ずつが毎年交代で出場する。

長浜城は江戸前期に廃城になり遺構は彦根城や大通寺に移された、秀吉の居城だった城の天守閣跡も明治42年に整備され今は長浜城歴史博物館となっている。

琵琶湖を眺める長浜城天守閣パノラマ展望台からは四方が見渡せる。
秀吉の出世城だった長浜城、天守閣から眼下に見える桜はみごとで咲き埋め尽くされている。

湖畔の「太閤井戸」と桜「日本さくら名所」や「日本夕日百選」に選ばれている。
(15日写真撮影)
0 件のコメント:
コメントを投稿