京都御苑内の人工池「トンボ池」が25日~27日に一般に公開され昨日(26日)行って来た。トンボ池は御苑内の南東部にあり深さ50cm、約15m四方の小さな池で1996年(平成8)から定期的に公開している。池の水源は雨水と地下水で、水温は1年を通じほぼ一定だという。
日ごろ公開されていない京都御苑内のトンボ池は市民に自然に親しんでもらうため春と夏(8/3~5)一般公開をしている。
この日は蒸し暑い午後の最中、人との生活環境に近いところで、安定した生態系を持つ多様な動植物の生息空間(ビオトープ)として人口池が造られ環境省京都御苑が整備している。京都御苑には多くの植物や野鳥・昆虫・キノコやなどが自然の状態で存在している。
このトンボ池にも生き物が生息し卵塊した「モリアオガエル」の卵がキショウブの根もとにあると観察員から説明を受けていた。
また人口池のトンボ池には「モノサシトンボ」や「オオシオカラトンボ」が飛び回っていた。池の周囲には縄張り主張するクロスジギンヤンマとナガサキアゲハ蝶が自由に飛び回っていた。オオシオカラトンボの羽化直後で、羽が乾燥するまでは動かなった。
キノコの先生が色々説明されたが、障害者には足場が悪く前について聞くことが出来ず残念だった。大勢の家族連れの方々がトンボ池の自然観察に来ていた。
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