2012年5月2日水曜日

キリシマツツジ2012 長岡天満宮

30日、長岡京市にある牡丹の乙訓寺とキリシマツツジで有名な天満宮の八条ヶ池を訪ねた。
天満宮の鳥居とキリシマツツジ長岡天満宮の参道京都府長岡京市の天満宮では、牡丹もキリシマツツジもシーズンがほぼ同じ時季なために社務所に案内パンフレットを置いているが、牡丹もツツジも満開になっていた。
八条ヶ池のキリシマツツジは市の天然記念物に指定されている東側から観た八条ヶ池のキリシマツツジ長岡天満宮の八条ヶ池のキリシマツツジは、樹齢100~150年位と推定されており、約80株が植えられていて長岡京市の「天然記念物」に指定されている。大勢の方が真っ赤に咲くキリシマツツジに見惚れうっとりとしていた 。
真っ赤に染まる「太鼓橋」は加賀百万石の前田候の寄進キリシマツツジと老舗料亭・錦水亭江戸時代に当地一帯を領した「八条宮智仁親王」が、境内の東側に“八条ヶ池”を築造された。1638(寛永15)年、天満宮は皇室の崇敬が厚く天満宮の東側に、南北に細長くのびるこの池は親王にちなんだもので、翌年境内周囲に堀を掘ったと伝わっている。
キリシマツツジが生きている様な感じがしたキリシマツツジは、樹齢100~150年位以来今日まで農業用の溜め池として利水され、外周は約1㎞、貯水量は約35000トンもあり八条ヶ池は農作物に潤いを与えている。 豊かな八条ヶ池を二分する中堤は、今も参道として使われており、真ん中の石の「太鼓橋」は加賀百万石の前田候の寄進という。
鳥居とキリシマツツジを漫ろ歩く真紅の花を咲かせるキリシマツツジ中央にのびる中堤には、真っ赤な“キリシマツツジ”が両側の参道に植えて訪れる観光客・参拝者らは感激のあまり発する声もない・・・。真紅の花を咲かせるキリシマツツジは、九州南部にある霧島山に因んで「霧島ツツジ」と名付けられた。霧島ツツジは野生に近い品種で、大きく株別れしており高さ2.5m~3mにもなるという。
八条ヶ池南畔より遠方に微かに愛宕山を望むツツジと遅咲きの普賢象桜 八条ヶ池のキリシマツツジは有名で、その見事な緋色の回廊は我が国随一と言われ、花の満開の季節には多くの参詣者や観光客で賑わっている。長岡天満宮の真紅の花を咲かせる「キリシマツツジ」と乙訓寺の「牡丹」の花々を求めて訪れる観光客や参拝者も多い。
六角舎からみた絵になる風景六角舎からキリシマツツジを見る八条ヶ池には水上橋がありその途中には六角舎もあり、風光明媚な池畔には1881(明治14)年からの老舗料亭・錦水亭の張り出しお座敷があり、水面に浮かぶ大小の数寄屋造りの建物と周囲の自然豊かな景観が見事に調和している。長岡京名産の竹の子料理を食べながらキリシマツツジを鑑賞することができる。とれ立て竹の子の刺身は逸品だが、予算の都合で出店で買う竹の子弁当もなかなかの春の味だった!
ツツジのシーズンを迎えたあやめかカキツバタ?真紅の花を咲かせる「キリシマツツジ」は、壮大で周辺はツツジの花を求めて訪れる観光客・参拝者も多く中堤と中ノ島を結ぶ総檜造りの水上橋を含む一帯は、「八条ケ池ふれあい回遊のみち」と名付けられ、人々に親しまれている。
<長岡天満宮・八条ヶ池 キリシマツツジ>
場所:京都府長岡京市天神二丁目15-13 :TEL 075-951-1025
拝観:自由
交通:阪急電車「長岡天神」駅から徒歩約5分    
JR「長岡京」駅から徒歩約15分
※シーズン中は長岡天満宮(長岡文化会館前)
・牡丹の乙訓寺へ行かれる方はシャトルバス(運賃100円) 利用の方がよい。

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