2018年9月29日土曜日

上七軒 梅ななちゃんのお店だし

25日は「天神さんの日」で知られ、参道には露天が所狭しと立ち並ぶ中、花街 上七軒の置屋・梅乃さんでは午後3:00から「お店だし」があり、男衆さんと梅ななちゃんはご贔屓筋にご挨拶廻りをされた。
今日の主役、「梅なな」ちゃんは豪華な黒紋付きの着物姿で、男衆さんの手引きで梅乃さんの外へ出でた。
梅ななちゃん、正装の黒紋付と扇子を持ち、男衆さんと「お店だし」の挨拶廻りをした。
舞妓になった「梅なな」ちゃんは「おかぁ~さん、どうぞよろしゅう、おたのもうします」と丁寧に頭を下げた。
初舞妓さんの梅ななちゃんは、男衆さんと一緒にご贔屓筋に回り「今後ともおたのもうします」と挨拶した。
お店だしとは、幼い少女が晴れて正式に舞妓になった儀式することで『舞妓さんデビュー』のことである。
少女が晴れて舞妓になるというお墨付きができ、“だらりの帯とぽっくりの音”も軽やかに、梅ななちゃんは男衆さんとご贔屓筋に廻って丁寧に挨拶を交わした。
各置屋さんでは‘お仕込み’ さんと呼ばれ、次段階になるのが「お店だし」となり、20歳ごろ芸姑さんの‘衿替え’と呼ばれる儀式がある。
上七軒の尼寺、ここはお茶を習っているという。
梅ななちゃんは「芸妓」になる前の3~4年の修練期間経て一通りの舞や三味線、お囃子などを勉強し、芸妓さんになるための修業をするという。
梅乃さんから梅ななちゃんがデビュー、山口県出身、なんと可愛い舞妓さんでしょう。
一年未満の舞妓さんは『下唇』にしか口紅をつけることができず、白粉も三日間は女将さんやお姐さんが付けてくれるという。
男衆さんと梅乃さんの梅ななちゃんは笑顔で会釈していた。
上七軒の置屋・梅乃さんの梅ななちゃんのお店だしがあり、それを取り巻くカメラマンたちの一団で熱が上がり盛り上がった。(9/25撮影)

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