2015年5月13日水曜日

山科 勧修寺「氷室の池」

13日、山科区の勧修寺(かじゅうじ)の「氷室の池(ひむろのいけ)」へスイレンやカキツバタ、黄菖蒲を撮影しに行った。 この日は前日の空模様とは打って変わり台風一過の快晴だった。

勧修寺は門跡寺院で山号を亀甲山と称し、真言宗山階派大本山である。寺では「かじゅうじ」を正式の呼びなとしている。
平安中期の昌泰3年に醍醐天皇が創建したという。
開山は承俊住職で本尊は千手観音、皇室と藤原氏にゆかりの深い寺である。
また明治5年9月から明治14年6月にかけて寺内の一部を観修小学校として使用されていたという。
勧修寺は忘れることの出来ない「骨折(2011/5/23)」をした場所、今年で4年が過ぎ半袖を着るころになると左手首の傷を思い出す。
境内には平安時代の姿をよくとどめる池泉庭園「氷池の池」や書院(江戸時代 重文)、宸殿・本堂(江戸時代・京都市指定文化財)などがある。
浅瀬に尾びれを出す錦鯉は京都一で水鳥の多い寺と言われている。
前方30mの氷室の池の「中の島」は夕方になると琵琶湖から帰って来る水鳥のお宿なそうだが、ギャーギャーと啼く青サギは今子育て中であった。
三年ぶりにお参りした観修寺、氷室の池にはスイレンや花菖蒲が生き生きと綺麗に咲いていた。(5/13撮影)

0 件のコメント: