2014年9月27日土曜日

フジバカマとアサギマダラ 水尾

JR保津峡から北へ約4㌔、愛宕山の麓へと分け入ったところに柚子の里で知られる水尾がある。水尾は清和天皇ゆかりの地として、古くは山城と丹波を結ぶ要所として栄えたところといわれている。
今年からフジバカマ畑がもう一枚増やされていた。
水尾は9/26(金)~10/1(水)の6日間、フジバカマ畑を一般公開している。ことしは9/26(金)~10/1(水)の6日間、フジバカマ畑を一般公開し、鑑賞会が行われているので初日見に行った。
五年前から町おこしの一環として、地域の有志の方々がボランティアにより休耕田2枚を利用し、約2千株のフジバカマが栽培されていたが、今年からフジバカマ畑がもう一枚増やされていた。
アサギマダラとツマグロヒョウモン。
快晴の下、ほぼ満開のフジバカマが見ごろになっていた。秋風が吹き渡る清々しい快晴の下、ほぼ満開のフジバカマが見ごろになっていた。
ほのかな香りに誘われてアサギマダラ来た。
フジバカマが見ごろになると、ほのかな香りに誘われて、渡り蝶の「アサギマダラ」が飛来する。
気温25℃前後になると乱舞する!気温25℃前後になるとフジバカマを目指し、乱舞してくるがきょうは天候が暑く、アサギマダラは来てくれたかった。

しかし、それでもフジバカマの甘い香りに誘われてアサギマダラは飛んで来ていた。

捕まえて年月日を書いておく・・・。
アサギマダラは偏食で「ヒヨドリバナやフジバカマ、アザミ」など好んで吸蜜する、蜜に毒性の強い‘アルカロイド’を含んでいる。

アサギマダラはアルカロイドを取りこむことで毒化し「敵」から身を守っている。アサギマダラはアルカロイドを取りこむことで毒化し「敵」から身を守っているという。
絶滅危惧種のフジバカマの原種をはじめ珍しい和の花およそ160種類を集めた「フジバカマと和の花」展がことしも開かれている。 
満開のフジバカマに、長距離を移動する「渡り蝶」のアサギマダラが飛来し自然豊かな水尾に幻想的な風景が広がっている。

秋の七草の一つである絶滅寸前の原種のフジバカマ、水尾の地域の方々が大切に育てられ、渡りをする蝶アサギマダラの乱舞する風物詩となった。
真っ赤に熟した柿の実。柚子の里で知られる水尾は、駐車場施設が無いため車はJR保津峡駅前広場で町内シャトルバス(片道250円)に乗り換える。愛宕山には一番近いコースでもある。(9/26撮影)

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