2010年2月22日月曜日

第21回全国車いす駅伝競走大会

2月21日、歴史と文化の都大路に第21回全国車いす駅伝競走大会が開催された。
優勝チームは高松宮妃殿下と握手
優勝京都Aは46分20秒で2年連続3度目の栄冠に輝いたこの大会の運営は京都府・市、日本障害者スポーツ協会、京都新聞社などが主催で、左京区の国立京都国際会館前11時30分スタートし、右京区の西京極陸上競技場にゴールする5区間21,3㌔で行われる。高松宮妃殿下はゴールする選手らを拍手で応援された高松宮妃殿下や羽織袴姿の市長
平成2年第1回大会開催から名称を「全国車いす駅伝競走大会」として21回を向えた。全国の身体障害者が車いすによる駅伝大会を通じて、障害者の社会参加の高揚と障害者スポーツの振興を図り社会の障害者意識への理解と認識を深めることを目的としている。
閉会式の各種の賞を授与するプレゼンテーターたち京都Aチームの出場選手
三年前は積雪でこの大会も危ぶまれたが、ことしは青空の好天に恵まれ絶好の全国車いす駅伝競走大会になった。
11時30分、スタートは京都府知事の合図で一斉に競技は始まった。
優勝メダルが授与される全国車いす駅伝競走出場各選手
先頭に立つのは44番大分Aチーム・・・続く京都Aチームは200mも離されて第二位、三位は17番長野チームと模様はKBS京都放送ラジオが生中継した。大分チームは1区2区とも区間新を出す勢いで寄せ付けない!
しかしレース半ば京都Aチームは4区で逆転、首位の大分Aを得意の上り坂で一気に抜き去り、トップに躍り出た。
ラジオ実況中継を聞いていた西京極陸上競技場のスタンドのファンは京都Aが先頭になった瞬間拍手が沸いた!そのままリードを広げて逃げ切りゴールインした。
最高記録、46分20秒で2年連続3度目の栄冠に輝いた。
高松宮妃殿下が見守る中・・・区間賞を受けた5人毎年訪れる、高松宮妃殿下や羽織袴姿の市長は競技場にゴールする選手らを拍手で応援された。
ラストのアンカー28番愛知Bのゴールを見届けると、市体育館では府警音楽隊の演奏で高松宮妃殿下を迎え表彰式やメタル・区間賞の閉会式が行われた。
『京都Aチーム優勝、おめでとう!!』2位は53秒差で大分A、3位は大阪だった。また京都Bは1時間0分42秒で18位、一時間を切ることは出来なかった。
ボランティアのぶた汁が美味しかった府警音楽隊
選手が乗る競技用の三輪車いすは、下りでは時速約50㌔に達するハイスピードの戦いになり早春の都大路を駆ける。24都府県から28チームが参加した。
毎年2月行われている全国車いす駅伝競走大会だが、約4,500人のボランティアが裏方を務める大会の熱気をあらためて実感した。

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