市バスを乗り継いで堀川通上御霊前上るにある水火天満宮(すいかてんまんぐう)に枝垂れ桜を観に行った。ここは「天神公園前バス停」の東側で、その名の通り「水難と火難除け」の神社として地元の人々に親しまれている。
延長元年に醍醐天皇の勅願により菅原道真の神霊を勧請、建立されたという。
小さな社の境内には二本の紅枝垂れ桜と八重桜が植えられていて、その一本が枝振りも豊かな「紅枝垂れ桜」が満開になっている。
桜の本数は少ないが境内が狭いので一本が満開になるだけで、とても華やかになり濃いピンクの花を付けたこの桜は、周囲に枝を広げて境内を覆うように咲き誇っていた。
南側は児童公園になっていて天神公園の名が付けられ、隠れた桜の穴場的存在で、見事な「紅枝垂れ桜」のを観るために、遠方からでもカメラを持った人たちが訪れている。
境内は登天石、近年出世した人が寄進した出世石、眼病に効くといわれる井戸水「金龍水」や安産の石「玉子石」がある。
狭い境内にはカメラマンや女性たちが訪れて青空に映えた枝垂れ桜を満喫していた。次は六角堂へ行ってみよう。(4/2撮影)
<水火天満宮の桜>
住所:京都市上京区堀川通上御霊前上ル扇町722-10(堀川通寺ノ内上ル)
電話:075-451-5057
境内:拝観無料
交通:市バス「天神公園前から徒歩約1分
地下鉄鞍馬口駅から徒歩約10分
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