2015年4月24日金曜日

キリシマツツジ2015 長岡天満宮

24日、キリシマツツジで有名な長岡天満宮の八条ヶ池を訪ねた。日・月曜日の雨で深紅のキリシマツツジは一気に開花され、この週末(25、6日)見ごろとなっている。
天満宮のキリシマツツジは、樹齢100~150年位と推定されており、約100株が植えられていて市の「天然記念物」に指定されている。
キリシマツツジは、九州南部にある霧島山に因んで「霧島ツツジ」と名付けられ、野生に近い品種で、大きく株別れしており高さ2.5m~3mにもなるという。
八条ヶ池のキリシマツツジは有名で、その見事な緋色の回廊は我が国随一と言われ、花の満開の季節には多くの参詣者や観光客で賑わっている。
豊かな八条ヶ池を二分する中堤は、今も参道として使われており、真ん中の石の「太鼓橋」は加賀百万石の前田候の寄進という。
また風光明媚な池畔には1881(明治14)年からの老舗料亭・錦水亭の張り出しお座敷があり、水面に浮かぶ大小の数寄屋造りの建物と周囲の自然豊かな景観が 見事に調和している。
長岡京名産の竹の子料理を食べながらキリシマツツジを鑑賞することができる。
深紅の花を咲かせる「キリシマツツジ」は壮大で、ツツジの花を求めて訪れる観光参拝者も多く中堤と中ノ島を結ぶ総檜造りの水上橋を含む一帯は、「八条ケ池ふれあい回遊のみち」と名付けられている。
皇室の崇敬が厚く、天満宮の東側に、南北に細長くのびるこの池は親王にちなんだもので、翌年境内周囲に堀を掘ったと伝わっている。
以来今日まで農業用の溜め池として利水され、外周は約1㎞、貯水量は約35000トンもあり八条ヶ池は農作物に潤いを与えている。(4/24撮影)
<長岡天満宮・八条ヶ池キリシマツツジ>
場所:京都府長岡京市天神二丁目15-13 
電話:075-951-1025
拝観:自由
交通:阪急電車「長岡天神」駅から徒歩約5分    
        JR「長岡京」駅から徒歩約15分

0 件のコメント: